アカデミー賞の主演女優賞を受賞したということで騒がれたようですが、アカデミー賞云々関係なく観たいなぁ、と思っていた映画をやっと観ることが出来ました。


アリスのままで [DVD]


タイトルの「アリスのままで」、あるいは原題の「STILL ALICE」から少し連想できるかも知れませんが、若年性アルツハイマー病を発症した女性の物語です。

この女性(ジュリアン・ムーア)は言語学者なのですが、子どもたちもある程度大きくなり、仕事にこれから打ち込める、という時期に若年性アルツハイマー病を発症します。

最初は、自分自身でもちょっとした物忘れというような感覚で、夫も大したことないというような態度を取りますが、症状はどんどん進行。
周囲の人たちの戸惑いはもちろんのこと、アリス本人が一番自分自身に戸惑います。

そもそもアリス自身は言語学者で大学で教員をしているので、アルツハイマー病というのは致命的です。
受講者からはクレームが来たり、授業が低評価だったり、そして、最終的には仕事を失うことに。

自分自身のキャリアもそうですが、この若年性アルツハイマー病は【遺伝性】であるとも告げられ、子どもたちが検査すると(検査を拒否した子もいます)1人は陽性に。
キャリアを失うだけでなく、子どもたちにも同じ苦しみを与えてしまったと苦しんでいきます。

最終的にはどこにも希望がないようにも見えますが、それでも、毎日毎日少しずつ自分自身が欠けていく、という実感から、自分自身を残そうとしていき、それは、単に老いたり他の病気によって死んでいく人とはまた違う希望を与えているように思えました。

若年性アルツハイマー病じゃなくても、認知症を患っている人に関わるというのは現代日本ではかなり高い確率で起こることだと思うので、そのときの心の準備としても一度観ておくことも良いかもしれません。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★★

2016年に観た映画ランキング
1 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 2 「アリスのままで」 3 「セッション」 4 「グッド・ライ ~いちばん優しい嘘~」 5 「ミッション:インポッシブル/ ローグネイション」 6 「311」 7 「アクト・オブ・キリング(劇場公開版)」 8 「シンプル・シモン」 9 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 10 「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」

11 「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」 12 「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」 13 「サンバ」 14 「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」 15 「デビルズ・ノット」 16 「僕の妻のすべて」 17 「海街diary」 18 「不機嫌なママにメルシィ!」 19 「さよなら歌舞伎町」 20 「カーテンコール」

21 「あぜ道のダンディ」 22 「ブルックリンの恋人たち」 23 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 24 「龍三と七人の子分たち」 25 「脳内ポイズンベリー」 26 「娚の一生」 27 「荒川アンダーザブリッジ」
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2016.02.18 Thu l 2016年 l top
良い話なんだけど、やはり後味が悪い、でもそれが現実なんだよな、と思わせられた映画です。


グッド・ライ~いちばん優しい嘘~ [DVD]


以前観た「サンバ」はフランスの【不法移民】を扱った作品ですが、こちらは、南スーダンの内戦から逃れてアメリカに渡った【ロスト・ボーイズ】(戦争孤児のこと。女性もいます。)たちの物語です。

映画タイトルの写真には、リース・ウィザースプーンが前面にバーンと出て来ていますが、彼女よりも、ロスト・ボーイズたちが内戦で暮らしていたコミュニティが襲われ、家族が殺され、難民キャンプにたどり着くまでや、難民キャンプに着いてからも長い間そこから出られず、ずっと外(=アメリカ)に渡るのを待っていた様子、そして、やっとたどり着いてからも規則によってきょうだいが別れてしまったり、アメリカに着いてからも順調に行くだけではなく、きょうだいでケンカになったり。
そして、ラストでは、「グッド・ライ」をつき、また離ればなれになってしまう…。

出演している【ロスト・ボーイズ】たちが本当に南スーダンやその近くから逃れてきた難民たちが演じているので、故郷の音楽を歌ったり踊ったりする姿や、外見そのものもかなりリアリティを感じさせました。

ところでリース・ウィザースプーンはどんな役なのかと言うと、アメリカで彼ら【ロスト・ボーイズたちが】たちに仕事を紹介する担当者です。
仕事を紹介すれば良いだけだったはずが、最初のちょっとした出来事から、彼らの生活なども見守っていくことになります。
最初は南スーダンで何が起きているのかも全く分からなかったというところから少しずつ一緒に歩いて行こうとする姿は、人との出会いで人はつねに変わるという当たり前のことを教えてくれます。

また、この映画は2000年頃を舞台にしているので、9.11での世界(特にアメリカ)の混乱振りも大きく影響しています。
時代が違ったら、また違う結末に(つまりハッピーエンド)なっていたのかも、と思えてしまうところにもやはり、苦しさを感じざるを得ません。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2016年に観た映画ランキング
1 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 2 「セッション」 3 「グッド・ライ ~いちばん優しい嘘~」 4 「ミッション:インポッシブル/ ローグネイション」 5 「311」 6 「アクト・オブ・キリング(劇場公開版)」 7 「シンプル・シモン」 8 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 9 「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」 10 「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」

11 「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」 12 「サンバ」 13 「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」 14 「デビルズ・ノット」 15 「僕の妻のすべて」 16 「海街diary」 17 「不機嫌なママにメルシィ!」 18 「さよなら歌舞伎町」 19 「カーテンコール」 20 「あぜ道のダンディ」

21 「ブルックリンの恋人たち」 22 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 23 「龍三と七人の子分たち」 24 「脳内ポイズンベリー」 25 「娚の一生」 26 「荒川アンダーザブリッジ」
2016.02.17 Wed l 2016年 l top
旧作なのでなぜ借りようとしたのか全く思い出せなかったのですが、観ていて思い出しました。
結構古い作品で2005年公開の映画です。


カーテンコール [DVD]


物語の舞台は山口県の下関で、ここの映画館を舞台に、この映画館で幕間芸人だった人を回顧するというものです。
主人公は現在雑誌の編集者をしている女性で、街にある映画館で、かつての映画館の隆盛期の話、そのときにいた幕間芸人の話を聞いていきます。

映画館の隆盛にはこの幕間芸人が欠かせない存在だったのですが、なぜか今は消息不明。
その理由が少しずつ分かってきます。

そして、映画館の話を聞きに来たはずが、幕間芸人とその家族が今どこでどのように暮らしているのかというところまで取材したいと思い、取材しに行くのだけれど…。

僕が何故観ようと思ったのかを書くと少しネタバレしてしまうのですが、この幕間芸人が朝鮮半島出身者という設定でした。
下関は、元々関釜航路という韓国の釜山と下関を結ぶ航路が戦前からあり、その関係で朝鮮半島との関わりが強い土地柄なのです。
実際に下関に行ったことや住んでいたことがあるわけではないのですが、下関の街の盛衰を映画館を通して描くとともに、下関なら当然出てくるであろう朝鮮半島との関わりも明らかになってきて、関わりがある土地柄にもかかわらず差別も根深くあることなども描かれていて、なかなか良い映画だと思いました。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★☆☆

2016年に観た映画ランキング
1 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 2 「セッション」 3 「ミッション:インポッシブル/ ローグネイション」 4 「311」 5 「アクト・オブ・キリング(劇場公開版)」 6 「シンプル・シモン」 7 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 8 「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」 9 「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」 10 「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」

11 「サンバ」 12 「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」 13 「デビルズ・ノット」 14 「僕の妻のすべて」 15 「海街diary」 16 「不機嫌なママにメルシィ!」 17 「さよなら歌舞伎町」 18 「カーテンコール」 19 「あぜ道のダンディ」 20 「ブルックリンの恋人たち」

21 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 22 「龍三と七人の子分たち」 23 「脳内ポイズンベリー」 24 「娚の一生」 25 「荒川アンダーザブリッジ」
2016.02.16 Tue l 2016年 l top
この映画は、「2015年オススメの映画」というようなワードで検索した時に見たサイトでオススメされていたので借りてみました。


インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌 [DVD]


オススメされているだけあって僕にはなかなか良かったです。

コーエン兄弟が監督した作品なのですが、よく考えたらコーエン兄弟の作品ってほとんど見たことがありませんでした。
ノーカントリー」は観たことがありましたが、ハビエル・バルデムがものすごく怖かったのだけは覚えています。

さて、この「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」は「ノーカントリー」の時のような猟奇的なシーンは一切なく、暴力的なシーンもほぼありません。

物語の舞台は、1960年代のニューヨーク。
ライブハウスでフォークソングを歌い続けるシンガー・ソングライターのルーウィン・デイヴィスのある一週間に焦点を当てたものです。

レコードは売れず、ちょっと寝た女の子に「妊娠した」と言われ(ちなみにその女の子は他の男と付き合ってる。この男も歌手だったり。)、中絶のためのお金を作ろうとするけれど、手違いやらタイミングやらでお金を失い、望みをかけて遠くまで行き、自分の歌を売り込みに行くが、「コンビなら良いんだけど」と言われてしまう。
そして、疲れ切り、半ばやけになっている状態でライブハウスに戻ってきてヤジを飛ばしてしまう。

このラスト近くのシーンはボブ・ディラン好きの人は「ニヤリとしてしまう」出来事なのだそうだけれど、僕は疎いのでよく分かりませんでした。

なぜ ボブ・ディランかというと、ボブ・ディランに影響を与えたとされるデイヴ・ヴァン・ロンクがこの主人公ルーウィン・デイヴィスのモデルだからだそうです。
が、ボブ・ディランはさすがに名前だけでも知っていても、デイヴ・ヴァン・ロンクは知らなかったので、この話がどういう人たちをモデルにしていたのかは僕にはよく分かりませんでした。

でも、この話のモデルが実際にいようがいまいが、こういう人物が60年代にはいたというリアリティは感じることが出来る作品でした(現実とどれくらい齟齬があるかないかということではなく)。

音がに関しては、この映画で出てくるものも良かったのですが、作品のトーンもあって、聞いているとちょっと暗くなってきてしまうので、「はじまりのうた」の方がまた聞きたくなる音楽だな、と思いました。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2016年に観た映画ランキング
1 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 2 「セッション」 3 「ミッション:インポッシブル/ ローグネイション」 4 「311」 5 「アクト・オブ・キリング(劇場公開版)」 6 「シンプル・シモン」 7 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 8 「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」 9 「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」 10 「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」

11 「サンバ」 12 「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」 13 「デビルズ・ノット」 14 「僕の妻のすべて」 15 「海街diary」 16 「不機嫌なママにメルシィ!」 17 「さよなら歌舞伎町」 18 「あぜ道のダンディ」 19 「ブルックリンの恋人たち」 20 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

21 「龍三と七人の子分たち」 22 「脳内ポイズンベリー」 23 「娚の一生」 24 「荒川アンダーザブリッジ」
2016.02.13 Sat l 2016年 l top
僕のFB周りの人たち(ほぼ男性で10歳以上年上)が騒いでいたので、前作は見たことがないのですが、アカデミー賞も6部門で受賞したということなので観てみました。


マッドマックス 怒りのデス・ロード(字幕版)


元々は世界各地の神話をテーマとしているということなのですが、それを知っても、僕にはあまり面白く感じられませんでした。

ひたすら逃走劇が繰り広げられるばかり。

街が荒廃したのは何故かというと核兵器の影響で汚染され、水が重要な資源になっているとか、ちょっと説明されないと今一分からなかったり。

調べてみると熱心なファンが書き込んだと思われるWikipediaのページにはとても詳しく書かれているのですが、映画ってやっぱり、映画を観ただけである程度分かるのが最低限必要だと僕は考えるので、説明文を読まないとなかなか理解出来ない映画って映画としてどうなんだろうか、って思ってしまいます。

それにしても、髪の毛を短く切り込んだ女性主人公を誰が演じているのか作中では全く分からなかったのですが、あとでシャーリーズ・セロンだと分かって、気合いの入り方とシャーリーズ・セロンだと分からない演技力はさすがだなぁ、と思いました。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★☆☆

2016年に観た映画ランキング
1 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 2 「セッション」 3 「ミッション:インポッシブル/ ローグネイション」 4 「311」 5 「アクト・オブ・キリング(劇場公開版)」 6 「シンプル・シモン」 7 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 8 「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」 9 「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」 10 「サンバ」

11 「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」 12 「デビルズ・ノット」 13 「僕の妻のすべて」 14 「海街diary」 15 「不機嫌なママにメルシィ!」 16 「さよなら歌舞伎町」 17 「あぜ道のダンディ」 18 「ブルックリンの恋人たち」 19 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 20 「龍三と七人の子分たち」

21 「脳内ポイズンベリー」 22 「娚の一生」 23 「荒川アンダーザブリッジ」
2016.02.10 Wed l 2016年 l top
僕が観てから大分経ってから観たツレに「(レイモンド・)カーヴァー(の名前)が出てたから借りたの?」と聞かれましたが、僕が借りたのは、アカデミー賞を取った作品だったからです。
借りてみるまではこの映画にレイモンド・カーヴァーが関わっているとは知りませんでした。


バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [DVD]


変なタイトルだな、とは思っていたのですが、というか今もまだこのタイトルが僕の中ではうまく消化出来ていないのですが、今までみたことがない、という意味で面白い映画でした。

何が面白い、今までみたことがなかったのかというと、約2時間にわたって、ワンカット(のように見える)で作られていたことです。
映画を作っているときは当然2時間ぶっ続けで撮影するわけではないはずなので、どこかで切り替わっているはずなのですが、それが全く分からず、ワンカット(のように)で映画が最後まで続いていきます。

ストーリーはもうこの作品についてはいろいろなところで書かれているでしょうから言及しないとして、虚構と現実の境界線が曖昧なところも僕には面白く感じました。
こういうものを扱った作品としては日本だと「嫌われ松子の一生」があげられるかな、と思うのですが、虚構なのか現実なのか曖昧な世界を描きつつも、決して観ている人を不安にさせないところはこの2つの作品の共通点かも知れません

ラストや所々聞こえてくる「声」も虚構の部分を捉えようとすれば理解出来るような気もしますが、それらに「解答」を示すように「解釈」しようとすることは、作中で度々言及されるレイモンド・カーヴァーも嫌うような態度かな、と思います。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2016年に観た映画ランキング
1 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 2 「セッション」 3 「ミッション:インポッシブル/ ローグネイション」 4 「311」 5 「アクト・オブ・キリング(劇場公開版)」 6 「シンプル・シモン」 7 「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」 8 「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」 9 「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」 10 「サンバ」

11 「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」 12 「デビルズ・ノット」 13 「僕の妻のすべて」 14 「海街diary」 15 「不機嫌なママにメルシィ!」 16 「さよなら歌舞伎町」 17 「あぜ道のダンディ」 18 「ブルックリンの恋人たち」 19 「龍三と七人の子分たち」 20 「脳内ポイズンベリー」

21 「娚の一生」 22 「荒川アンダーザブリッジ」
2016.02.09 Tue l 2016年 l top
この映画もレンタルでは「旧作」に入りますが、観たかった作品です。


311 [DVD]


タイトルから分かるように、3月11日に起きた東日本大震災を主題にしたドキュメンタリーです。

震災というか、震災による原発事故から数日後に福島県に行き、原発事故の影響が色濃い場所へ訪問したり、遺体を捜索する人たちと話したりしています。
特に最後では、直接ではないのですが、遺体を写しているということで、遺体を捜索している地元の人たちから激しい言葉を投げつけられ、それに応答する場面も出て来ます。

この作品は賛否両論あるようですが、僕はこの作品は残されるべき映画だと思いました。
それは、震災(と原発事故)からまだ少ししか経っていなかった時の、取材している側を含めた人々の戸惑いがそのまま映し出されているからです。
もしかしたら、同じような映像が各地の放送局には残っているのかも知れませんが、震災から約5年という歳月を経っても、このような映像があまり公開されていないことを考えると、この作品に映っている人々とのやりとりや戸惑いを含めた映像が今こうして公開されていることに大きな意味があると思います。

好きなように取材をし、本来なくても良かったものをゴミとして捨てていく様子(汚染された合羽など)は、ドキュメンタリーとは何か、映画とはなにか、取材するとはなにか、ということを考えさせる契機になりますし、良い気持ちには決してならないでしょう。

それでも、この映画を僕が評価するのは、実績を残してきたはずのドキュメンタリーの作り手であっても、「このような映像【しか】撮れなかった」ということが分かるからです。
彼らを持ってしても、「このような映像【しか】撮れなかった」という事実は、この震災と原発事故がいかに大変な事態だったのかということを、全く違った視点から見ることが出来るようになる大きな資料になるのだと思います。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2016年に観た映画ランキング
1 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 2 「セッション」 3 「ミッション:インポッシブル/ ローグネイション」 4 「311」 5 「アクト・オブ・キリング(劇場公開版)」 6 「シンプル・シモン」 7 「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」 8 「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」 9 「サンバ」 10 「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」

11 「デビルズ・ノット」 12 「僕の妻のすべて」 13 「海街diary」 14 「不機嫌なママにメルシィ!」 15 「さよなら歌舞伎町」 16 「あぜ道のダンディ」 17 「ブルックリンの恋人たち」 18 「龍三と七人の子分たち」 19 「脳内ポイズンベリー」 20 「娚の一生」

21 「荒川アンダーザブリッジ」
2016.02.08 Mon l 2016年 l top
TSUTAYAディスカスでの単品レンタルの便利さにはまって沢山送ってもらうようになったおかげで、「旧作」ということでレンタルを見送り、「いつかリアル店舗に立ち寄った時にでも借りよう」とそのままになっていた作品も躊躇なく借りるようになりました。

自分のなかでそんな作品がこの映画です。


あぜ道のダンディ [DVD]


もはやなぜこの作品を借りようと思ったのか、ということはこれっぽっちも思い出せないのですが、多分推測するに、監督が「舟を編む」の石井裕也さんだからかなぁ、と思います。

話の流れとしては、妻を亡くし1人で子ども2人を育ててきたものの、今一子どもとうまく関われていない父親が、胃の痛みを感じて実は妻と同じガンなのでは、このまま死んでしまうのでは、と思いながらも、子どもたちにはそんなことは言えなくて、距離は開いたまま、というもの。
そこに父親の古くからの友だちが関わってくるのですが、そこまで親子の距離が縮まるわけでもなく、何となくそのまま日常が過ぎていって終わり、と言った感じでした。

主人公である父親は見栄を張ったり、あるいは自分が中卒だということをかなり気にしていたりして虚勢を張ったりするのですが、なんというか、見ている方もそれをどう受け取ったら良いのか曖昧な感じでした。

中卒だということで、学歴だとかジェンダーだとかものすごい凝り固まった考え方を持っていて、ならば生活もそのようなものが反映されているのかというと、生活にはそれはあまりにじみ出てきておらず。

そこに僕自身はギャップを感じてしまい、リアルさを感じづらく、そしてそういう「中卒」だとか、「男」だとか「虚勢」だとか「見栄」だとかをユーモアで包むのかといえばそうでもなく、何というかとてもとらえどころのない、映画でした。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★☆☆

2016年に観た映画ランキング
1 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 2 「セッション」 3 「ミッション:インポッシブル/ ローグネイション」 4 「アクト・オブ・キリング(劇場公開版)」 5 「シンプル・シモン」 6 「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」 7 「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」 8 「サンバ」 9 「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」 10 「デビルズ・ノット」

11 「僕の妻のすべて」 12 「海街diary」 13 「不機嫌なママにメルシィ!」 14 「さよなら歌舞伎町」 15 「あぜ道のダンディ」 16 「ブルックリンの恋人たち」 17 「龍三と七人の子分たち」 18 「脳内ポイズンベリー」 19 「娚の一生」 20 「荒川アンダーザブリッジ」
2016.02.06 Sat l 2016年 l top
先日の「海街diary」に続き、ツレがリクエストした映画です。


ミッション:インポッシブル/ ローグネイション (吹替版)


自分ではリクエストしませんでしたが、なんだかんだでミッションインポッシブルシリーズは観てる気がします。
今までの作品をちょっと調べてみたら、「M:i:III」がちょっと記憶にないので観たのか分からないくらいで、他は観たことがありました。

もうこの映画は特に説明もなく、単にアクションを楽しめたら良いんじゃないかなと思います。

話の流れとか、話の整合性とか、現実的かどうかとかそういうのは全く抜きにして、アクションを楽しむ、ということに尽きるな、と。

アクション映画でありがちな突っ込みを突っ込もうとすればいくらでも出来るような気がしますが(代表的なのは主人公は死なないというもの)、アクションシーンを楽しむだけにある映画だと思います。

久しぶりに、何も考えることなく楽しめました。

ちなみに、僕はリアルに人が殺されたり、傷つけられたりするのって、本当に苦手なので、そういう人に向いているかも知れません。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2016年に観た映画ランキング
1 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 2 「セッション」 3 「ミッション:インポッシブル/ ローグネイション」 4 「アクト・オブ・キリング(劇場公開版)」 5 「シンプル・シモン」 6 「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」 7 「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」 8 「サンバ」 9 「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」 10 「デビルズ・ノット」

11 「僕の妻のすべて」 12 「海街diary」 13 「不機嫌なママにメルシィ!」 14 「さよなら歌舞伎町」 15 「ブルックリンの恋人たち」 16 「龍三と七人の子分たち」 17 「脳内ポイズンベリー」 18 「娚の一生」 19 「荒川アンダーザブリッジ」
2016.01.26 Tue l 2016年 l top
最近、TSUTAYAディスカスのレンタルは僕がリクエストしたものが続いていましたが、この作品はツレのリクエストです。


海街diary


もちろん僕も知っている作品ですが、原作の漫画含めそこまで興味がわかなかったのですが、なかなか良かったです。

それというのも、漫画が原作の映画にありがちなあり得ない設定をリアルでやられることの厳しさみたいなものをそこまで感じさせなかったからかも知れません。

まぁ、そもそも成人したきょうだい3人だけで生活していることや、父親が他の女性との間につくった子どもと同居するというのは現実ではそこまであることではないとは思うものの、その中で大きな変化や出来事があるのではなく、日々の生活を丁寧に描いていることで、違和感を感じなかったのかも知れません。

原作を読んでいる人の中には、この映画を観る前にキャスティングに違和感を感じたり、漫画との相違点で引っかかったりしたようですが、僕は原作を読んでいなかったからこそ、特に違和感を感じることなく観ることが出来たのかも知れません。

4姉妹のキャスティングが大きな話題になったようですが、大竹しのぶさんの存在感もそうですが、樹木希林さんの存在感、演技がすごかったです。
そこまで出てこなくても、こんなにも存在感がある女優というのは本当にすごいと思いました。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2016年に観た映画ランキング
1 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 2 「セッション」 3 「アクト・オブ・キリング(劇場公開版)」 4 「シンプル・シモン」 5 「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」 6 「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」 7 「サンバ」 8 「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」 9 「デビルズ・ノット」 10 「僕の妻のすべて」 

11 「海街diary」 12 「不機嫌なママにメルシィ!」 13 「さよなら歌舞伎町」 14 「ブルックリンの恋人たち」 15 「龍三と七人の子分たち」 16 「脳内ポイズンベリー」 17 「娚の一生」 18 「荒川アンダーザブリッジ」
2016.01.25 Mon l 2016年 l top