Amazonプライム・ビデオ(プライム会員だと無料で観られる)の「ウォッチリスト」に観ようと思っている映画がかなり溜まってしまっていたので、観てみました。


百瀬、こっちを向いて。


映画『百瀬、こっちを向いて。』公式サイト

作品データ映画.com)より
製作年 2014年
製作国 日本
上映時間 109分
映倫区分 G

物語(公式サイトより)
高校卒業以来、久々に故郷に降り立った、相原ノボル(30/向井理)。文学新人賞を受賞した記念にと、母校からの依頼で講演をする為、帰省してきたのだった。変わらない街並みに触れたノボルは、高校時代のある「嘘」を思い出す…。
15年前、ノボル(15/竹内太郎)は高校に入学してから、他人と上手く関われない自分は女の子とは一生縁が無いと諦め、冴えない日々を送っていた。そんなある日、幼馴染で学校一の人気者の先輩・宮崎瞬(17/工藤阿須加)に突然呼び出され、そこでショートヘアの野良猫のように鋭い目つきの女の子を紹介される。彼女はノボルの隣のクラスの百瀬陽(15/早見あかり)といい、ノボルは百瀬と付き合うことになる。
旬には神林徹子(18/石橋杏奈)という本命の恋人がいた。が、最近一部で瞬と百瀬がつきあっているという噂が流れ、徹子に疑いを持たれている瞬は困っているという。そこでノボルと百瀬が付き合っている「フリ」をする事で、その噂を消そうと考えたのだった。この「嘘」は百瀬が提案していた。ノボルを隠れ蓑にしてでも大好きな瞬と一緒にいたかったから。
ノボルは「嘘」を受け入れた。ノボルにとっての瞬は、幼い頃から尊敬していたお兄ちゃんだったから。
ノボルと百瀬。それぞれの想いをのせ、二人は「嘘」の恋愛関係を始めていく。
恋をした事の無いノボルと、想いを寄せる瞬の為に自身が傷つくことをいとわない百瀬。「嘘」で始まった二人の「恋」の行方は―。

感想
タイトルだけは耳にしたことがあり、多分それは原作が小説だからかな、と思います(『百瀬、こっちを向いて。』)。

恋愛映画というのは何となく映画のタイトル写真で分かり、僕自身は恋愛映画は苦手なので、普段なら敬遠してしまいます。
それでもウォッチリストに入れていたのは、レビューの平均評価が高く、それなりの人数がレビューを書いていたからです。

内容に関してですが、僕には全く響いてくるものがありませんでした。
物語以前のこととして、主人公ノボルの幼馴染の先輩宮崎を演じる工藤阿須加の演技が自分にはちょっと受け付けづらいものでした。しゃべり方というかなんというか。

演技は置いておいても、幼馴染みという設定が免罪符のようになっていますが、同じ高校に入ったことすら知らなかった関係にもかかわらずノボルが宮崎の「嘘」に付き合うのが分かりませんでした。
高校生になっても仲が良かったり、逆らえない関係だったり、あるいは宮崎との関係は薄くても、百瀬を入学当初から気になっていて、百瀬に少しでも近づけるなら「嘘」でも良いと受け入れる、というのなら分かります。

でも、幼少期に大きな恩があるとしても、「嘘」しかも、それは二股という、その「嘘」を知らない神林を決定的に傷つける行為に加担するのが僕には理解出来ませんでした。

僕自身が潔癖過ぎるのかも知れませんが、もし、誰かが二股や不倫、浮気をしていて、嘘に付き合うとしたら、僕にとってどうでも良い関係の人のどうでも良い嘘に関して、しかも、ほんの少しだけです。
たとえば、「もし○○に聴かれたら、俺が一緒にここにいたことにしてほしい」とか、その程度だけです。
その嘘に付き合えるのも、自分のこれからの行動に何か変更を加えるものでもないからです。

でも、今回の場合、学校生活、そして、家族との関係も変えてしまいます。
それほど大きな嘘に付き合う、というのは、同じような大きな理由が必要だと思うのです。

また、最初から大きな嘘ではなくても、最初は小さな嘘に付き合っただけだったのが、それがどんどん大きくなるということもあります。
でも、今回はそれでもない。

そして、ラストシーン。
僕には感動も何も、何故あれで終わりなのか分かりませんでした。
いくら卒業から10年以上経っていても、「大きな嘘」に付き合った関係であれば、あんな態度にはならないのではないか、と思います。
遠くからたまたま見えた、とかなら全く違いますが。

辛口コメントになってしまいましたが、ノボルの友だち田辺を演じるひろみがとても良い味を出していました。
上手い、という訳ではないのですが、とても味のある雰囲気でした。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★☆☆

2017年に観た映画ランキング

1 「わたしは、ダニエル・ブレイク」 / 2 「さとにきたらええやん」 / 3 「この世界の片隅に」 / 4 「ムーンライト」 / 5 「パレードへようこそ」 / 6 「あまくない砂糖の話」 / 7 「聲の形」 / 8 「少年と自転車」 / 9 「ドラッグ・ウォー / 毒戦」 / 10 「シチズンフォー スノーデンの暴露」

11 「帰ってきたヒトラー」 / 12 「SING/シング」(日本語吹替版) / 13 「ある戦争」 / 14 「ワイルド・スピード MEGA MAX」 / 15 「ナイトクローラー」 / 16 「奇跡の教室」 / 17 「ベティ・ブルー」 / 18 「ミッドナイト・イン・パリ」 / 19 「神様の思し召し」 / 20 「her/世界でひとつの彼女」

21 「マグノリア」 / 22 「カフェ・ソサエティ」 / 23 「オケ老人!」 / 24 「プリズナーズ」 / 25 「if i stay」 / 26 「ハドソン川の奇跡」 / 27 「ニュースの真相」 / 28 「ラ・ラ・ランド」 / 29 「しあわせのかおり」 / 30 「REDリターンズ」

31 「 愛しき人生のつくりかた」 / 32 「ディーパンの闘い」 / 33 「ロルナの祈り」 / 34 「プリデスティネーション」 / 35 「セトウツミ」 / 36 「永い言い訳」 / 37 「追憶の森」 / 38 「花様年華」 / 39 「EDEN/エデン」 / 40 「17歳」

41 「ある子供」 / 42 「愛とセックス」(Sleeping With Other People) / 43 「後妻業の女」 / 44 「Mommy マミー」 / 45 「ロゼッタ」 / 46 「ニュースの真相」 / 47 「ビューティフル」 / 48 「あと1センチの恋」 / 49 「海難1890」 / 50 「ホテルコパン」

51 「聖の青春」 / 52 「ロング・トレイル!」 / 53 「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」 / 54 「百瀬、こっちを向いて。」 / 55 「白い帽子の女」 / 56 「ワールド・ウォーZ」 / 57 「惑星のかけら」 / 58 「麦子さんと」 / 59 「超高速!参勤交代 リターンズ」 / 60 「捨てがたき人々」

61 「カケラ」 / 62 「スプリング・ブレイカーズ」 / 63 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

スポンサーサイト
2017.06.26 Mon l 2017年 l top
TSUTAYAディスカスでリクエストして観た映画です。
西川美和監督作品ということで、「ゆれる」、「ディア・ドクター」、「夢売るふたり」と西川監督の作品を観たことがあったので、今回も興味が沸いて観てみました。


永い言い訳


映画『永い言い訳』公式サイト

作品データ映画.comより)
製作年 2016年
製作国 日本
上映時間 124分
映倫区分 PG12

ストーリー(公式サイトより)
人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(きぬがささちお)は、妻が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。その時不倫相手と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。そんなある日、妻の親友の遺族―トラック運転手の夫・陽一とその子供たちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。保育園に通う灯(あかり)と、妹の世話のため中学受験を諦めようとしていた兄の真平。子供を持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝き出すのだが・・・

感想
この映画は、物語自体よりも、演じている人たちのうまさがとても印象的でした。
主人公津村啓=幸夫くんを演じる本木雅之さんはもちろん、所見でしたが、津村の妻と共に亡くなった妻の親友の夫・大宮陽一を演じる竹原ピストルさんもとても良かったです。
微妙な緊張感を孕む場面でのその「微妙さ」がとてもうまく表現されていました。

物語自体は僕には特に響くことはなかったのですが、所々の言葉にははっとさせられるものがありました。
たとえば、妻を亡くし子どもたちの面倒をみることが出来ない陽一の家に幸夫が行くことになるのですが、そのことについて編集者だかマネージャーだかが、「子育ては免罪符」というような発言をします。
子育てをしていれば自分がどうしようもない人間だろうと、許され、そして、向き合わないといけない現実からもしばし逃避することが出来る。

僕自身は子育てを免罪符にしたことはなく、むしろ免罪符にされてしまいがちなので、それから逃れようとしているにもかかわらず結局逃れられないというところで右往左往しているのですが、とても刺さる言葉でした。

物語が響いてこなかったのは、微妙な間合いが描かれていて、それを一瞬で変化させる場面をところどころ作っているにも関わらず、全く触れない場面もあったからです。
微妙な間合いではなくても、何かしらのやりとりがないと変化しないだろうと思われる場面でも、それが抜きに、いきなり次の場面に移っている。
そうすると、その間に何があったのかが分からず、あの場面では微妙なやりとりがあったのに、こっちでは全く抜きに次に移っていて、と戸惑いを感じるのでした。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2017年に観た映画ランキング

1 「わたしは、ダニエル・ブレイク」 / 2 「さとにきたらええやん」 / 3 「この世界の片隅に」 / 4 「ムーンライト」 / 5 「パレードへようこそ」 / 6 「あまくない砂糖の話」 / 7 「聲の形」 / 8 「少年と自転車」 / 9 「ドラッグ・ウォー / 毒戦」 / 10 「シチズンフォー スノーデンの暴露」

11 「帰ってきたヒトラー」 / 12 「SING/シング」(日本語吹替版) / 13 「ある戦争」 / 14 「ワイルド・スピード MEGA MAX」 / 15 「ナイトクローラー」 / 16 「奇跡の教室」 / 17 「ベティ・ブルー」 / 18 「ミッドナイト・イン・パリ」 / 19 「神様の思し召し」 / 20 「her/世界でひとつの彼女」

21 「マグノリア」 / 22 「カフェ・ソサエティ」 / 23 「オケ老人!」 / 24 「プリズナーズ」 / 25 「if i stay」 / 26 「ハドソン川の奇跡」 / 27 「ニュースの真相」 / 28 「ラ・ラ・ランド」 / 29 「しあわせのかおり」 / 30 「REDリターンズ」

31 「 愛しき人生のつくりかた」 / 32 「ディーパンの闘い」 / 33 「ロルナの祈り」 / 34 「プリデスティネーション」 / 35 「セトウツミ」 / 36 「永い言い訳」 / 37 「追憶の森」 / 38 「花様年華」 / 39 「EDEN/エデン」 / 40 「17歳」

41 「ある子供」 / 42 「愛とセックス」(Sleeping With Other People) / 43 「後妻業の女」 / 44 「Mommy マミー」 / 45 「ロゼッタ」 / 46 「ニュースの真相」 / 47 「ビューティフル」 / 48 「あと1センチの恋」 / 49 「海難1890」 / 50 「ホテルコパン」

51 「聖の青春」 / 52 「ロング・トレイル!」 / 53 「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」 / 54 「白い帽子の女」 / 55 「ワールド・ウォーZ」 / 56 「惑星のかけら」 / 57 「麦子さんと」 / 58 「超高速!参勤交代 リターンズ」 / 59 「捨てがたき人々」 / 60 「カケラ」

61 「スプリング・ブレイカーズ」 / 62 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

2017.06.23 Fri l 2017年 l top
TSUTAYAディスカスでリクエストしていた映画です。
子どもたちにも見られる内容かなと思い、子どもたちと一緒に観ました。


映画『聲の形』DVD


映画『聲の形』公式サイト

作品データ映画.comより)
製作年 2016年
製作国 日本
上映時間 129分

あらすじ(公式サイトより)
"退屈すること"を何よりも嫌う少年、石田将也。
ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。
彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。
しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。

やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。
"ある出来事"以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。
これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語――。

感想
原作は漫画です。


[まとめ買い] 聲の形(週刊少年マガジンコミックス) Kindle版


僕自身はマガジンで連載されていた当初、一巻目が出た時から原作を読んでいたので、映画の内容も分かりつつ観ました。
漫画の内容がとても良かったので是非みたいなと思って観たのですが、期待に外れることなく、とても良い映画でした。

原作の漫画を読んでいると、漫画自体7巻なのでそこまで長くなく、映画も2時間ですが、その中に全てを描くことは難しいようで、もう少しここは丁寧に描かないと、と思う場面はあるものの、原作を読んでいなくても物語が分からない、ということもなく、物語に集中出来るのではないかと思います。

人間関係を描いた作品なので漫画で心の機微みたいなものが描かれているところを、2時間の枠内で納めるには少しテンポが速く感じる部分はあったものの、原作に寄り添った内容でした。

また、僕は音に敏感なためか、声優がプロかどうか、上手か下手かでその作品に集中できるかどうかがかなり左右されるのですが、この作品では下手な有名俳優・タレントを使うことなく、プロの声優が務めていることで、作品世界に集中して入り混むことが出来ました。

「聴覚障がい」「いじめ」「自殺」とそれだけ聞くとかなり暗く感じてしまう内容かもしれませんが、「再生」を感じることも出来、クスッと笑えるやりとりも随所にちりばめられていて、そのバランスがとても良いな、と感じました。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2017年に観た映画ランキング

1 「わたしは、ダニエル・ブレイク」 / 2 「さとにきたらええやん」 / 3 「この世界の片隅に」 / 4 「ムーンライト」 / 5 「パレードへようこそ」 / 6 「あまくない砂糖の話」 / 7 「聲の形」 / 8 「少年と自転車」 / 9 「ドラッグ・ウォー / 毒戦」 / 10 「シチズンフォー スノーデンの暴露」

11 「帰ってきたヒトラー」 / 12 「SING/シング」(日本語吹替版) / 13 「ある戦争」 / 14 「ワイルド・スピード MEGA MAX」 / 15 「ナイトクローラー」 / 16 「奇跡の教室」 / 17 「ベティ・ブルー」 / 18 「ミッドナイト・イン・パリ」 / 19 「神様の思し召し」 / 20 「her/世界でひとつの彼女」

21 「マグノリア」 / 22 「カフェ・ソサエティ」 / 23 「オケ老人!」 / 24 「プリズナーズ」 / 25 「if i stay」 / 26 「ハドソン川の奇跡」 / 27 「ニュースの真相」 / 28 「ラ・ラ・ランド」 / 29 「しあわせのかおり」 / 30 「REDリターンズ」

31 「 愛しき人生のつくりかた」 / 32 「ディーパンの闘い」 / 33 「ロルナの祈り」 / 34 「プリデスティネーション」 / 35 「セトウツミ」 / 36 「追憶の森」 / 37 「花様年華」 / 38 「EDEN/エデン」 / 39 「17歳」 / 40 「ある子供」

41 「愛とセックス」(Sleeping With Other People) / 42 「後妻業の女」 / 43 「Mommy マミー」 / 44 「ロゼッタ」 / 45 「ニュースの真相」 / 46 「ビューティフル」 / 47 「あと1センチの恋」 / 48 「海難1890」 / 49 「ホテルコパン」 / 50 「聖の青春」

51 「ロング・トレイル!」 / 52 「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」 / 53 「白い帽子の女」 / 54 「ワールド・ウォーZ」 / 55 「惑星のかけら」 / 56 「麦子さんと」 / 57 「超高速!参勤交代 リターンズ」 / 58 「捨てがたき人々」 / 59 「カケラ」 / 60 「スプリング・ブレイカーズ」

61 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

2017.06.17 Sat l 2017年 l top
今回もTSUTAYAディスカスでリクエストしていたら、Amazonプライムビデオ(プライム会員だと無料で観られる)になっていたので、観てみました。


白い帽子の女(字幕版)


作品データ映画.comより)
原題 By the Sea
製作年 2015年
製作国 アメリカ
上映時間 122分
映倫区分 R15+

ストーリー(映画.comより)
1970年代、アメリカ人小説家のローランドと妻のバネッサは、南フランスの浜辺にあるリゾートホテルにバカンスで訪れる。村の小さなカフェに入り浸るローランド、ほとんどの時間をホテルの部屋で過ごすバネッサ。思いがけない不幸に向き合うことができずにいる2人は、ともに夫婦としての距離を感じていた。そんなある日、隣の部屋に若いカップルがハネムーンでやってくる。自分たちと対照的に輝かしい2人を、バネッサは嫉妬と好奇心のまなざしで見つめる。

感想
原題は「By the Sea」で、ラストにもこの「By the Sea」というタイトルが結構意味のあるものとして出て来ますし、物語自体も「海辺(By the Sea)の街」での出来事なので、「白い帽子の女」というタイトルを何故付けたのか疑問です。
僕は基本的に予備知識なしに映画を観るので、「白い帽子の女」というタイトルなので、いつか「白い帽子の女」が登場するのかと思っていたのですが、最後まで出て来ませんでした。
まぁ、ヴァネッサのことなんだろうな、とは最初から思ってはいたのですが、違う帽子の時もありましたし、帽子がそれほど特徴的な訳でもないので、本当に何でこんなタイトルを付けたのでしょうか…。

内容は、あるきっかけでホテルの隣人である新婚カップルの様子を垣間見ることになり、それが距離を持ってしまっているローランド(ブラッド・ピット)とヴァネッサ(アンジェリーナ・ジョリー)夫妻に刺激を与え、また再出発するか?という展開になります。
けれども、途中でヴァネッサにフラッシュバックする光景がとらえどころがなく、なんとなくは予想出来るものの、それが何なのかラストになるまで分からないので、何故こんなにもヴァネッサは閉じこもっているのか、よく分かりませんでした。

最終的にはその理由は分かるのですが、演じているアンジェリーナ・ジョリーも、そして何よりもブラッド・ピットもかなり高齢になっているので、この展開に「あぁ、それか」と少し意表を突かれた感じがしました。
まぁ、冒頭で結婚14年目と答えていたので、有り得ることなのですが、どうしても描かれる映像ではブラッド・ピットは50代にしか見えないので、違うもう少し若い役者だったらまた違ったんだろうな、と思いました。

ヴァネッサがふさぎ込んでいる原因がむしろなく、単に結婚14年という月日が2人の間に距離や倦怠を生んでいて、新婚の隣人によって刺激されて、新しい関係を築き始めるという展開の方がむしろすっきりするような気がしました。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★☆☆

2017年に観た映画ランキング

1 「わたしは、ダニエル・ブレイク」 / 2 「さとにきたらええやん」 / 3 「この世界の片隅に」 / 4 「ムーンライト」 / 5 「パレードへようこそ」 / 6 「あまくない砂糖の話」 / 7 「少年と自転車」 / 8 「ドラッグ・ウォー / 毒戦」 / 9 「シチズンフォー スノーデンの暴露」 / 10 「帰ってきたヒトラー」

11 「SING/シング」(日本語吹替版) / 12 「ある戦争」 / 13 「ワイルド・スピード MEGA MAX」 / 14 「ナイトクローラー」 / 15 「奇跡の教室」 / 16 「ベティ・ブルー」 / 17 「ミッドナイト・イン・パリ」 / 18 「神様の思し召し」 / 19 「her/世界でひとつの彼女」 / 20 「マグノリア」

21 「カフェ・ソサエティ」 / 22 「オケ老人!」 / 23 「プリズナーズ」 / 24 「if i stay」 / 25 「ハドソン川の奇跡」 / 26 「ニュースの真相」 / 27 「ラ・ラ・ランド」 / 28 「しあわせのかおり」 / 29 「REDリターンズ」 / 30 「 愛しき人生のつくりかた」

31 「ディーパンの闘い」 / 32 「ロルナの祈り」 / 33 「プリデスティネーション」 / 34 「セトウツミ」 / 35 「追憶の森」 / 36 「花様年華」 / 37 「EDEN/エデン」 / 38 「17歳」 / 39 「ある子供」 / 40 「愛とセックス」(Sleeping With Other People)

41 「後妻業の女」 / 42 「Mommy マミー」 / 43 「ロゼッタ」 / 44 「ニュースの真相」 / 45 「ビューティフル」 / 46 「あと1センチの恋」 / 47 「海難1890」 / 48 「ホテルコパン」 / 49 「聖の青春」 / 50 「ロング・トレイル!」

51 「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」 / 52 「白い帽子の女」 / 53 「ワールド・ウォーZ」 / 54 「惑星のかけら」 / 55 「麦子さんと」 / 56 「超高速!参勤交代 リターンズ」 / 57 「捨てがたき人々」 / 58 「カケラ」 / 59 「スプリング・ブレイカーズ」 / 60 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

2017.06.15 Thu l 2017年 l top
TSUTAYAディスカスでリクエストして観た映画です。


ある戦争(字幕版)


映画『ある戦争』公式サイト

作品データ(映画.comより)
原題 Krigen
製作年 2015年
製作国 デンマーク
配給 トランスフォーマー
上映時間 115分

ストーリー(公式サイトより要約)
アフガニスタンで平和維持軍を派兵しているデンマーク王国。
ある日、巡回中に一人の兵士が地雷で両足を吹き飛ばされ、殉死する事件が起きた。それをきっかけに不満を爆発させ、パニックを起こす兵士らに対し、駐留軍の隊長を務めるクラウス(ピルー・アスベック)は、「明日からは俺も巡回に同行する」と宣言する。
一方、母国デンマークでは、クラウスの妻マリア(ツヴァ・ノヴォトニー)が、まだ幼い3人の子供を懸命に育てていた。
ある日、以前に部隊が助けた民間人の家族が、基地に避難場所を求めてやって来た。クラウスは、「明日、もう一度パトロールに行く」と約束し、その日は家に戻るよう、家族を説得する。だが、翌日、パトロール部隊を率いてその家を訪ねたクラウスたちは、惨殺された家族の亡骸を発見。その直後、クラウスたちは突如として何者かの攻撃を受ける。敵の位置を掴めぬまま、民家の敷地内で追い詰められる部隊。首に被弾した部下ラッセもすでに虫の息だ。クラウスは、敵が攻撃してきていると思われる第6地区への無線での空爆要請を部下に命ずる。2分後、周囲に轟く爆撃音の後、敵からの攻撃をしのいだクラウスたちは、傷ついた部下を連れて、何とか基地への帰還を果たす。
数日後、基地から司令官と法務官がやって来る。理由は、クラウスの軍規違反だという。先日の襲撃事件でクラウスが命じた空爆の結果、子供を含む11人の罪無き民間人の命が失われていたのだ。司令官命令で強制帰国を命じられたクラウスは、一人デンマークに帰国する。
後日、クラウスとマリアは、弁護士のマーティン(ソーレン・マリン)から、クラウスはPID〈敵兵の存在確認〉がないまま空爆を命じ、現地の第6地区に住む11人の民間人を殺害した容疑で軍から起訴されたと知らされる。しかも有罪ならば、4年間の懲役だという。
軍事法廷が開廷し、守るべき家族に対する将来への不安と、罪の意識に苛まれるクラウスに、軍の法務官は、容赦ない質問を投げかける。
果たして、クラウスと家族に待ち受ける未来とはー。

感想
今回も公式サイトに載っていたストーリーを読んでしまうと、ほぼ内容が分かってしまう感じになっていました。

デンマークという、日本にとってはあまり馴染みではなく、日本にとってだけでなく、アフガンでの出来事は基本的にアメリカ中心の視点で描かれる映画が多い中、全く違う国からの視点で描かれています。
何故デンマークがアフガンに派兵するのか、何故自分たちが戦わなくてはならないのか。
こういう葛藤自体はアメリカ視点でも描かれますが、この映画の良さは、むしろその葛藤に深入りしないこと。
葛藤だけでなく、任務を淡々とこなしている様子を描きながら、淡々とした様子を描くことで、むしろ、この戦争の実態のようなものを浮かび上がらせているように思います。

その点は、クラウスが帰国を命じられるまではとても良い作用を映画にもたらしていたように思いますが、逆にその淡々とした描き方が、11人の住人が「殺された」という事実を少し軽く扱っているように感じられました。
もちろん、クラウス自身は11人の死が自分の責任であるということを自覚して(いる発言をして)いましたが、殉死したり、重傷を負ったデンマーク軍の兵士は重く受け止められているものとは全く違う感じでした。

それを含めての「戦争」という現実もまた観ている人たちに突きつけているのかも知れません。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2017年に観た映画ランキング

1 「わたしは、ダニエル・ブレイク」 / 2 「さとにきたらええやん」 / 3 「この世界の片隅に」 / 4 「ムーンライト」 / 5 「パレードへようこそ」 / 6 「あまくない砂糖の話」 / 7 「少年と自転車」 / 8 「ドラッグ・ウォー / 毒戦」 / 9 「シチズンフォー スノーデンの暴露」 / 10 「帰ってきたヒトラー」

11 「SING/シング」(日本語吹替版) / 12 「ある戦争」 / 13 「ワイルド・スピード MEGA MAX」 / 14 「ナイトクローラー」 / 15 「奇跡の教室」 / 16 「ベティ・ブルー」 / 17 「ミッドナイト・イン・パリ」 / 18 「神様の思し召し」 / 19 「her/世界でひとつの彼女」 / 20 「マグノリア」

21 「カフェ・ソサエティ」 / 22 「オケ老人!」 / 23 「プリズナーズ」 / 24 「if i stay」 / 25 「ハドソン川の奇跡」 / 26 「ニュースの真相」 / 27 「ラ・ラ・ランド」 / 28 「しあわせのかおり」 / 29 「REDリターンズ」 / 30 「 愛しき人生のつくりかた」

31 「ディーパンの闘い」 / 32 「ロルナの祈り」 / 33 「プリデスティネーション」 / 34 「セトウツミ」 / 35 「追憶の森」 / 36 「花様年華」 / 37 「EDEN/エデン」 / 38 「17歳」 / 39 「ある子供」 / 40 「愛とセックス」(Sleeping With Other People)

41 「後妻業の女」 / 42 「Mommy マミー」 / 43 「ロゼッタ」 / 44 「ニュースの真相」 / 45 「ビューティフル」 / 46 「あと1センチの恋」 / 47 「海難1890」 / 48 「ホテルコパン」 / 49 「聖の青春」 / 50 「ロング・トレイル!」

51 「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」 / 52 「ワールド・ウォーZ」 / 53 「惑星のかけら」 / 54 「麦子さんと」 / 55 「超高速!参勤交代 リターンズ」 / 56 「捨てがたき人々」 / 57 「カケラ」 / 58 「スプリング・ブレイカーズ」 / 59 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

2017.06.13 Tue l 2017年 l top
Amazonプライム・ビデオ(プライム会員だと無料で観られる)で観た映画です。
TSUTAYAディスカスでリクエストしていたので、無料で観られて良かったです。


セトウツミ


映画『セトウツミ』【公式サイト】

作品データ(映画.comより)
製作年 2016年
製作国 日本
配給 ブロードメディア・スタジオ
上映時間 75分

あらすじ(公式サイトより)
高校二年生の内海想(池松壮亮)と瀬戸小吉(菅田将暉)は、放課後をいつも河原でダラダラと喋りながら一緒に過ごす。性格は真逆のような内海と瀬戸だが、くだらない言葉遊びで盛り上がったり、好きな女の子に送るメールの文面で真剣に悩んだり、ときにはちょっと深いことも語り合ったり……二人でいれば中身があるようでないような話も尽きない。そんな二人を影ながら見守っているのは同級生の樫村一期(中条あやみ)だ。瀬戸は樫村のことが好きだけど、樫村は内海が気になっていて、内海はそんな樫村につれない素振り。さらにヤンキーの先輩鳴山(成田瑛基)や謎のバルーンアーティスト(宇野祥平)たちが、二人の日常にちょっとした波風を立てていく。まったりと流れる時間の中で移り行く季節。瀬戸と内海の無駄話は止まらない・・・。

感想
原作は漫画↓だそうですが、僕は未読です。


セトウツミ(少年チャンピオン・コミックス) Kindle版


去年公開された映画なので、何で観ようと思ったのかまだ少し覚えていて、それは、「ほぼ二人しか出てこない」という設定が気になったからです。
ダブル主演で、内海役が池松壮亮、瀬戸役が菅田将暉です。

観たいと思った理由の「ほぼ二人しか出てこない」というのは本当で、高校生の二人が放課後川辺で会話をしている様子が描かれています。
基本的に会話劇なのですが、当然そこには他の人も通りかかるので、瀬戸のお母さんが来たり、「あの人何やっているんだろう」というような人を2人が観察する様子も描かれています。

すごく大きな出来事が起きるわけでもなく、自分が高校生だったときにも交わしたことがあるような、高校生の2人の日常風景が描かれていて、なんだかそれだけで懐かしい気持ちにさせてくれました。
それとともに、2人の会話のやりとりがくすっと笑える内容になっているので、ほぼ2人しか出て来ないものの、飽きが来ませんでした。

少し惜しいな、と思うのは、もう少し長くても良かったのでは、ということ。
75分しかないので、あっという間に終わってしまう、という感じでした。
これだったら、テレビの特番とかでやっても十分なのではないかと。
あと30分とは言わずとも、15分くらい(つまりあと1エピソードか2エピソード)あっても良かった気がしました。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2017年に観た映画ランキング

1 「わたしは、ダニエル・ブレイク」 / 2 「さとにきたらええやん」 / 3 「この世界の片隅に」 / 4 「ムーンライト」 / 5 「パレードへようこそ」 / 6 「あまくない砂糖の話」 / 7 「少年と自転車」 / 8 「ドラッグ・ウォー / 毒戦」 / 9 「シチズンフォー スノーデンの暴露」 / 10 「帰ってきたヒトラー」

11 「SING/シング」(日本語吹替版) / 12 「ワイルド・スピード MEGA MAX」 / 13 「ナイトクローラー」 / 14 「奇跡の教室」 / 15 「ベティ・ブルー」 / 16 「ミッドナイト・イン・パリ」 / 17 「神様の思し召し」 / 18 「her/世界でひとつの彼女」 / 19 「マグノリア」 / 20 「カフェ・ソサエティ」

21 「オケ老人!」 / 22 「プリズナーズ」 / 23 「if i stay」 / 24 「ハドソン川の奇跡」 / 25 「ニュースの真相」 / 26 「ラ・ラ・ランド」 / 27 「しあわせのかおり」 / 28 「REDリターンズ」 / 29 「 愛しき人生のつくりかた」 / 30 「ディーパンの闘い」

31 「ロルナの祈り」 / 32 「プリデスティネーション」 / 33 「セトウツミ」 / 34 「追憶の森」 / 35 「花様年華」 / 36 「EDEN/エデン」 / 37 「17歳」 / 38 「ある子供」 / 39 「愛とセックス」(Sleeping With Other People) / 40 「後妻業の女」

41 「Mommy マミー」 / 42 「ロゼッタ」 / 43 「ニュースの真相」 / 44 「ビューティフル」 / 45 「あと1センチの恋」 / 46 「海難1890」 / 47 「ホテルコパン」 / 48 「聖の青春」 / 49 「ロング・トレイル!」 / 50 「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」

51 「ワールド・ウォーZ」 / 52 「惑星のかけら」 / 53 「麦子さんと」 / 54 「超高速!参勤交代 リターンズ」 / 55 「捨てがたき人々」 / 56 「カケラ」 / 57 「スプリング・ブレイカーズ」 / 58 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

2017.06.11 Sun l 2017年 l top
TSUTAYAディスカスから送られてきた映画です。
リクエスト自体は、ツレがしました。


オケ老人!


映画『オケ老人!』公式サイト

作品データ映画.comより)
製作年 2016年
製作国 日本
上映時間 119分

ストーリー(公式サイトより要約)
梅が岡高校に赴任してきた数学教師の小山千鶴(杏)は、バイオリンをもう一度演奏したい!という気持ちに駆られ、早速地元でエリートと言われているアマチュア・オーケストラに連絡を取り「入団したい」と伝えると、あっさりOKの返事。翌日、心躍らせながら練習会場の公民館へ向かうが、なんだか様子がおかしい。やってくるのは老人ばかり──。どうやら梅が岡には2つのアマチュアオーケストラが存在し、千鶴が入団したかったオケは「梅が岡フィルハーモニー」(梅フィル)というエリート楽団で、問合せをした「梅が岡交響楽団」(梅響)は老人ばかりのオケだった!
年寄りばかりのアマオケ「梅響」のメンバー。音楽は大好きだけれど、演奏はどヘタくそ、オケの練習よりもその後の“飲み会”が楽しみな彼らは、若い千鶴の入団を無邪気に喜ぶ。その姿を見て千鶴は自分の勘違いを言い出せないまま、しぶしぶ梅響のメンバーに加わることに……。さらには、心臓の調子が良くないコンマスの野々村(笹野高史)の代わりに指揮棒を振るはめになってしまう。
そして実は、「梅響」と「梅フィル」には因縁の関係があった。もともと梅フィルは梅響を勝手に脱退して作り上げた楽団。さらに梅フィルのコンマス・大沢は町に出来た大きな家電量販店「OS電気」の社長。彼は野々村が経営する今にもつぶれそうな電気店「野々村ラヂオ商会」を買収しようとしていたのだった。 老人集団「梅響」と音楽エリート集団「梅フィル」という二つのアマオケの対立は深まるばかりだが、そんなとき、野々村が倒れてしまい、千鶴は梅フィルに内緒で入団して梅響のことはほったらかし、いよいよ梅響の存続に危機が訪れる。
千鶴がほのかに恋心を寄せる同僚の坂下先生(坂口健太郎)、また、千鶴に何かとおせっかいを焼いてくる野々村の孫の和音(黒島結菜)をも巻き込んで、果たして千鶴とオケ老人!たちの梅響はどうなってしまうのか!?

感想
子どもたちとも一緒に見られるかな、ということで、子どもたちと一緒に見たのですが、子どもたち(特に長男(小五))が「面白かったね」と観終わった後に言っていました。

内容的には、公式サイトで書かれている通りなので(最近、ブログに書くときに公式サイトなどでストーリーを読みますが、書きすぎだと僕自身は感じています。なので、僕は観終わった後に読むようにしています。ネタバレすぎるので。)、書かれていない部分に何かある、ということは殆どありません。
でも、最初は人数も少なく、全く指揮者のことを見ずに演奏したり、そもそも演奏自体しないで人の様子をにこにこ見ていた「老人」たちが練習を重ね、上達していく様子は、特に小学校で演奏を課せられている長男にとっては自分と重なるものがあったのだろうと思います。

映画の描き方として、時間が経つ様子がかなり早送りで端折られてしまっていて、そうすると、「少しずつ上達する様子」が感じられなくなってしまい、それは少し残念でした。
「時間をかけて練習を重ねていけば、ある程度上手になる」というのは音楽に関係なく、あらゆることで言えることなので、それをもう少し読み取れると良いな、と思ったのでした。

それでも、音楽を楽しんでいる様子は伝わってきて、まずはその「楽しむ」ということを前提に物語があることはとても良いな、と思いました。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2017年に観た映画ランキング

1 「わたしは、ダニエル・ブレイク」 / 2 「さとにきたらええやん」 / 3 「この世界の片隅に」 / 4 「ムーンライト」 / 5 「パレードへようこそ」 / 6 「あまくない砂糖の話」 / 7 「少年と自転車」 / 8 「ドラッグ・ウォー / 毒戦」 / 9 「シチズンフォー スノーデンの暴露」 / 10 「帰ってきたヒトラー」

11 「SING/シング」(日本語吹替版) / 12 「ワイルド・スピード MEGA MAX」 / 13 「ナイトクローラー」 / 14 「奇跡の教室」 / 15 「ベティ・ブルー」 / 16 「ミッドナイト・イン・パリ」 / 17 「神様の思し召し」 / 18 「her/世界でひとつの彼女」 / 19 「マグノリア」 / 20 「カフェ・ソサエティ」

21 「オケ老人!」 / 22 「プリズナーズ」 / 23 「if i stay」 / 24 「ハドソン川の奇跡」 / 25 「ニュースの真相」 / 26 「ラ・ラ・ランド」 / 27 「しあわせのかおり」 / 28 「REDリターンズ」 / 29 「 愛しき人生のつくりかた」 / 30 「ディーパンの闘い」

31 「ロルナの祈り」 / 32 「プリデスティネーション」 / 33 「追憶の森」 / 34 「花様年華」 / 35 「EDEN/エデン」 / 36 「17歳」 / 37 「ある子供」 / 38 「愛とセックス」(Sleeping With Other People) / 39 「後妻業の女」 / 40 「Mommy マミー」

41 「ロゼッタ」 / 42 「ニュースの真相」 / 43 「ビューティフル」 / 44 「あと1センチの恋」 / 45 「海難1890」 / 46 「ホテルコパン」 / 47 「聖の青春」 / 48 「ロング・トレイル!」 / 49 「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」 / 50 「ワールド・ウォーZ」

51 「惑星のかけら」 / 52 「麦子さんと」 / 53 「超高速!参勤交代 リターンズ」 / 54 「捨てがたき人々」 / 55 「カケラ」 / 56 「スプリング・ブレイカーズ」 / 57 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

2017.06.06 Tue l 2017年 l top
Amazonプライム・ビデオ(プライム会員だと無料で観られる)で観た映画です。
久しぶりに日本映画を観ようかな、ということで、大森南朋さんが主演だったので観てみました。


捨てがたき人々


映画『捨てがたき人々』公式サイト

作品データ(映画.comより)
製作年 2012年
製作国 日本
上映時間 123分
映倫区分 R18

ストーリー(公式サイトより)
金も仕事もなく、不細工で怠け者の男・狸穴勇介(大森南朋)。生きることに飽きてしまった彼の足が最後に向かったのは生まれ故郷の港町だった。この町で両親は幼い勇介を捨て、勇介は孤独となったのだ。故郷で勇介を知るものはなく、目つきの悪い彼について誰もが怪訝そうな表情で見ていた。
そんななか、ただ一人だけ笑顔で接してくれた顔に痣がある女・岡辺京子(三輪ひとみ)と出会う。京子は痣がコンプレックスで、恋愛を諦めていた。“生きている証”を快楽(セックス)に求める勇介は、彼女に興味を示す。そして、その欲望を京子に求め、強姦まがいに関係を持ってしまう。
なし崩しに同棲し、やがてお互いを認めることなく“家族”を作ることになった二人は、それぞれに生きている子との“幸せ”とは何かを考えるのだった…。

感想
観終わった後に調べたら、原作は漫画です。


捨てがたき人々(上) (幻冬舎文庫) Kindle版


冒頭から、主人公の一人でもある京子の顔を痣とかがちょっとわざとらしい感じがしたので、原作があるのだろうな、と思ったら、漫画でした。

原作が漫画だと知って、漫画はきっと面白いんだろうな、と思いました。

公式サイトのストーリーにも載っているように、主人公の勇介も京子も決して美男美女ではなく、むしろ「不細工」で、その二人がセックスのみで関わりを深めていく、というのがこの物語の主軸のような気がします。
セックスの描写は最初、レイプだったので、途中で観るのを辞めようかとも思うくらいだったのですが、映画での二人が決して「不細工」ではないことから、「恋愛を諦めていた」とか設定も「本当に?」と思ってしまうような感じでした。

最後まで勇介は人間の「醜さ」みたいなものを貫いていて、でも、そこで関わる人たちもそれぞれ「醜さ」を持っているところが描かれているのが好印象でした。

でも、やっぱり最後まで二人が「不細工」だったり「恋愛を諦めていた」という設定とは違う印象を受ける俳優によって演じられていたので、中途半端な気がしました。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★☆☆

2017年に観た映画ランキング

1 「わたしは、ダニエル・ブレイク」 / 2 「さとにきたらええやん」 / 3 「この世界の片隅に」 / 4 「ムーンライト」 / 5 「パレードへようこそ」 / 6 「あまくない砂糖の話」 / 7 「少年と自転車」 / 8 「ドラッグ・ウォー / 毒戦」 / 9 「シチズンフォー スノーデンの暴露」 / 10 「帰ってきたヒトラー」

11 「SING/シング」(日本語吹替版) / 12 「ワイルド・スピード MEGA MAX」 / 13 「ナイトクローラー」 / 14 「奇跡の教室」 / 15 「ベティ・ブルー」 / 16 「ミッドナイト・イン・パリ」 / 17 「神様の思し召し」 / 18 「her/世界でひとつの彼女」 / 19 「マグノリア」 / 20 「カフェ・ソサエティ」

21 「プリズナーズ」 / 22 「if i stay」 / 23 「ハドソン川の奇跡」 / 24 「ニュースの真相」 / 25 「ラ・ラ・ランド」 / 26 「しあわせのかおり」 / 27 「REDリターンズ」 / 28 「 愛しき人生のつくりかた」 / 29 「ディーパンの闘い」 / 30 「ロルナの祈り」

31 「プリデスティネーション」 / 32 「追憶の森」 / 33 「花様年華」 / 34 「EDEN/エデン」 / 35 「17歳」 / 36 「ある子供」 / 37 「愛とセックス」(Sleeping With Other People) / 38 「後妻業の女」 / 39 「Mommy マミー」 / 40 「ロゼッタ」

41 「ニュースの真相」 / 42 「ビューティフル」 / 43 「あと1センチの恋」 / 44 「海難1890」 / 45 「ホテルコパン」 / 46 「聖の青春」 / 47 「ロング・トレイル!」 / 48 「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」 / 49 「ワールド・ウォーZ」 / 50 「惑星のかけら」

51 「麦子さんと」 / 52 「超高速!参勤交代 リターンズ」 / 53 「捨てがたき人々」 / 54 「カケラ」 / 55 「スプリング・ブレイカーズ」 / 56 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

2017.06.03 Sat l 2017年 l top
Amazonプライムビデオ(プライム会員だと無料で観られる)で評価が高かったのと、主演のハビエル・バルデムが割と好きなので、観た映画です。


ビューティフル(字幕版)


作品データ映画.comより)
原題 Biutiful
製作年 2010年
製作国 スペイン・メキシコ合作
上映時間 148分
映倫区分 PG12

あらすじ
スペイン・バルセロナ。かつてメキシコからこの地に移住した男・ウスバルは、自分と同じような移民や不法滞在者達に、時には闇ルートも駆使して職を斡旋し、生計を立てている。しかし収入は乏しく、情緒不安定の妻・マランブラと別れて以来、男手一つで2人の子供を養い、ギリギリの生活を送っている。一方で、セネガル系移民のエクウェメ達はドラッグを売りさばいて警察ににらまれており、中国系移民達の給金は彼らの元締めであるハイがピンハネしている等、外にも問題は山積みであった。
そんな状況でウスバルは癌と診断される。前立腺から全身に転移しており、既に手遅れの状態であった。余命は僅か2ヶ月。
死への恐怖以上に、彼には解決せねばならない問題が多すぎる。特に残される子供達をそのままには出来ない。未だ躁鬱の波を抑えきれずにいるマランブラに懇願されたウスバルは彼女に2人を託すことを考え、関係を修復しようとする。だがその間にも進行していく病、さらには移民達が抱える問題が一気に噴出し、容赦なく彼を打ちのめし、蝕んでいく。

感想
全編基本的にスペイン語です。
なので、タイトルが何故英語由来のものなのか、それと共に、ここで描かれている内容に「ビューティフル」なものを感じられなかったので、このタイトルを付けた理由について考え込んでしまいました。

内容は上に書いたもので大体分かるのですが、他に加えると主人公のウスバルには死者の魂に触れることが出来る、というか死者の姿が見えるという能力もあります。
どんな理由かは分かりませんでしたが、事故などで急に死んでしまった遺族に呼ばれて、死者の元に行き、死者が伝えたかったおもいを聞いたり、昇天出来るようにそれを促したりします。
もちろん、それは他者には見えない行為なので、死者のおもいを遺族に伝えても拒まれることも。

終始ウスバルの周囲で起きていることを描いているものの説明的なことはないので、何故移民の斡旋などを仕事にしているのかも、ウスバルのメンター的な人物が出て来ても、その人がどのような人物なのかもよく分かりません。

善人でもなく、悪人でもなく、死に向かいながらも、日々を過ごしていく中での出来事の繊細さがよく伝わって来ました。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2017年に観た映画ランキング

1 「わたしは、ダニエル・ブレイク」 / 2 「さとにきたらええやん」 / 3 「この世界の片隅に」 / 4 「ムーンライト」 / 5 「パレードへようこそ」 / 6 「あまくない砂糖の話」 / 7 「少年と自転車」 / 8 「ドラッグ・ウォー / 毒戦」 / 9 「シチズンフォー スノーデンの暴露」 / 10 「帰ってきたヒトラー」

11 「SING/シング」(日本語吹替版) / 12 「ワイルド・スピード MEGA MAX」 / 13 「ナイトクローラー」 / 14 「奇跡の教室」 / 15 「ベティ・ブルー」 / 16 「ミッドナイト・イン・パリ」 / 17 「神様の思し召し」 / 18 「her/世界でひとつの彼女」 / 19 「マグノリア」 / 20 「カフェ・ソサエティ」

21 「プリズナーズ」 / 22 「if i stay」 / 23 「ハドソン川の奇跡」 / 24 「ニュースの真相」 / 25 「ラ・ラ・ランド」 / 26 「しあわせのかおり」 / 27 「REDリターンズ」 / 28 「 愛しき人生のつくりかた」 / 29 「ディーパンの闘い」 / 30 「ロルナの祈り」

31 「プリデスティネーション」 / 32 「追憶の森」 / 33 「花様年華」 / 34 「EDEN/エデン」 / 35 「17歳」 / 36 「ある子供」 / 37 「愛とセックス」(Sleeping With Other People) / 38 「後妻業の女」 / 39 「Mommy マミー」 / 40 「ロゼッタ」

41 「ニュースの真相」 / 42 「ビューティフル」 / 43 「あと1センチの恋」 / 44 「海難1890」 / 45 「ホテルコパン」 / 46 「聖の青春」 / 47 「ロング・トレイル!」 / 48 「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」 / 49 「ワールド・ウォーZ」 / 50 「惑星のかけら」

51 「麦子さんと」 / 52 「超高速!参勤交代 リターンズ」 / 53 「カケラ」 / 54 「スプリング・ブレイカーズ」 / 55 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

2017.05.25 Thu l 2017年 l top
先日、山に行こうかと思ったのですが、うまく眠れず体調が万全ではなかったので、山登りは断念しました。
そこで(1人になれる)時間が出来たので、ポイントが溜まっていて無料で観られたので、映画館に行くことにしました。
今回観た映画はこれです↓

20170520.jpg




映画『カフェ・ソサエティ』公式サイト

作品データ映画.com
原題 Cafe Society
製作年 2016年
製作国 アメリカ
上映時間 96分

ストーリー(公式サイトより)
もっと刺激的で、胸のときめく人生を送りたい。漠然とそんな願望を抱いたニューヨークの平凡な青年ボビーがハリウッドを訪れる。時は1930年代、この華やかなりし映画の都には、全米から明日の成功をめざす人々が集まり、熱気に満ちていた。映画業界の大物エージェントとして財を築いた叔父フィルのもとで働き始めたボビーは、彼の秘書ヴェロニカ"愛称ヴォニー"の美しさに心を奪われる。ひょんな幸運にも恵まれてヴォニーと親密になったボビーは、彼女との結婚を思い描くが、うかつにも彼はまったく気づいていなかった。ヴォニーには密かに交際中の別の男性がいたことに……。

感想
最近、ウディ・アレン監督作品を何本か観ていて、特に「ミッドナイト・イン・パリ」が面白かったので、この作品も興味が沸きました。
ウディ・アレンの映画のおもしろさは、ユダヤ人やユダヤ人社会への揶揄だとか、ジョークだとかがちりばめられているところです。
日本にいるとユダヤ人は身近な存在ではありませんが、アメリカでもこのようにユダヤ人やユダヤ人社会を揶揄したりする姿勢があることに、作品の善し悪しとは全く別に、とても健全だなと感じています。

今回の作品は、100分弱ということもあり、最初から最後まで飽きることなく観ることが出来ました。
映画の予告編では、「もつれた恋」みたいなことも言われていますが、もつれるというよりは、かつて真剣に付き合っていた女性にまた再会し、その関係の中で揺れ動く主人公(ボビー)というもので、ウディ・アレンらしく、その関係はあくまでも「健全な」感じでした。

1930年代のハリウッドや、ニューヨークのユダヤ人社会、社交界のきらびやかな雰囲気、劇のテンポの良さや、美女たちが次々に現れることは、飽きを感じさせませんでしたが、真剣に付き合っていた女性と再会し、揺れ動くという内容としては、「健全さ」ゆえに面白みはあまりありませんでした。
もしかしたら、そこら辺も含めてユダヤ人やユダヤ人社会を揶揄しているのかもしれませんが、そ1930年代ということを考えると、それは邪推なのかも、とも思います。

まぁ、でも、以前どこかのレビューで「『ラ・ラ・ランド』をパートナーと一緒に観に行くべき」みたいなことが書かれていたのですが、デートで観るなら、こちらの方が断然良いな、と思いました。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2017年に観た映画ランキング

1 「わたしは、ダニエル・ブレイク」 / 2 「さとにきたらええやん」 / 3 「この世界の片隅に」 / 4 「ムーンライト」 / 5 「パレードへようこそ」 / 6 「あまくない砂糖の話」 / 7 「少年と自転車」 / 8 「ドラッグ・ウォー / 毒戦」 / 9 「シチズンフォー スノーデンの暴露」 / 10 「帰ってきたヒトラー」

11 「SING/シング」(日本語吹替版) / 12 「ワイルド・スピード MEGA MAX」 / 13 「ナイトクローラー」 / 14 「奇跡の教室」 / 15 「ベティ・ブルー」 / 16 「ミッドナイト・イン・パリ」 / 17 「神様の思し召し」 / 18 「her/世界でひとつの彼女」 / 19 「マグノリア」 / 20 「カフェ・ソサエティ」

21 「プリズナーズ」 / 22 「if i stay」 / 23 「ハドソン川の奇跡」 / 24 「ニュースの真相」 / 25 「ラ・ラ・ランド」 / 26 「しあわせのかおり」 / 27 「REDリターンズ」 / 28 「 愛しき人生のつくりかた」 / 29 「ディーパンの闘い」 / 30 「ロルナの祈り」

31 「プリデスティネーション」 / 32 「追憶の森」 / 33 「花様年華」 / 34 「EDEN/エデン」 / 35 「17歳」 / 36 「ある子供」 / 37 「愛とセックス」(Sleeping With Other People) / 38 「後妻業の女」 / 39 「Mommy マミー」 / 40 「ロゼッタ」

41 「ニュースの真相」 / 42 「あと1センチの恋」 / 43 「海難1890」 / 44 「ホテルコパン」 / 45 「聖の青春」 / 46 「ロング・トレイル!」 / 47 「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」 / 48 「ワールド・ウォーZ」 / 49 「惑星のかけら」 / 50 「麦子さんと」

51 「超高速!参勤交代 リターンズ」 / 52 「カケラ」 / 53 「スプリング・ブレイカーズ」 / 54 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

2017.05.24 Wed l 2017年 l top