以前紹介したことのある、オーサ・イェークストロムさんが、「旅」をテーマにしたコミックエッセイを出していたので読んでみました。


北欧女子オーサのニッポン再発見ローカル旅 Kindle版


オーサさんが書いた『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』シリーズが好きで、旅に関するものは何となく惹かれて読んでしまいます。

行ったことのないところが紹介されていると「行ってみたいなぁ」と思い、行ったことのある場所だと「そうそう」と思ったり、「ここ行ってなかった。また行きたいなぁ」と思ったり。

コミックエッセイになっているので、まだまだ自分の知らない日本の色んな場所を知ることで、新しい発見や旅の意欲が高まるかな、と期待していました。

でも、なんだか今回はそういう気持ちになれませんでした。
レビューの評価も複数のサイトを見ても高いですし、多くの人は高評価なようですが、僕には別に悪くはないけれど、「ここに行ってみたい!」という気持ちになるものはありませんでした。

僕自身の心身の調子が悪かったのかな、とも思うのですが、行きたいなぁ、と思うことがなかったのは、一番大きな理由は「旅」を伝える上で「コミック」だと「文字」よりも情報量が少ないからかな、と。
コミックという画になっていると、視覚的に分かりやすいものの、それがどんなところなのか、そこで食べたものがどんなものなのか、画では分かるものの、味などは伝わってきません。
でも、文字で書いてあると、(テレビでもそうですが)味やにおいなども文字で伝えようとすることがため、逆にそれがどんなものなのか伝わってくるのです。

さらに、文字での情報が伝わってこなくても逆に、読み手が「想像」することが出来ます。
想像することで、「それがどんなものなのか、実際に観てみたい」とか「実際に食べてみたい」という気持ちがわいてきます。
そういう気持ちが「コミック」という画だと逆にならないのかなぁ、と。

この本の内容のいくつかは、朝日新聞の土曜別刷版に載っていたものなのですが、その土曜別刷版のオーサさんの連載を毎回必ず読むほどでは実はありませんでした。
コミックエッセイはとても面白く読んだのに、なんでこの連載はそこまで読む気になれないんだろう、と思っていましたが、この本を読んでやっと少し理由が分かったような気がします。
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2017.04.30 Sun l 月間読書レポート l top
去年あたりから開催を待っていた展覧会が始まったので行ってきました。
どんな作品を見てみたかったのかと言うと、ブリューゲルの「バベルの塔」です。

この作品です↓

The_Tower_of_Babel_(Rotterdam).jpg


普段はオランダのロッテルダムにあるボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館にあります。
数年前に僕はオランダに行ったのですが、ロッテルダムには行けず観られなかったので、日本に来たら是非観てみたい!と思っていたのでした。

ということで、展覧会が開催されている東京都美術館@上野公園へ。

DSC08982.jpg


開館間際に行ったので、そこまで混んでいない様子に見えたのですが、入ってみたらそれなりに人がいました。
まぁ、僕が人混みが苦手でそう思っただけで、人混みが大丈夫な人にとっては人混みで作品を見られないということもなかったので、気にならないかも知れません。

今回のメインであるブリューゲルの「バベルの塔」は最後にありますが、今回は、そのブリューゲルの直前の時代に活躍したヒエロニムス・ボスの作品やその影響下の作品が並べていたことで、ブリューゲルにどんな影響があったのかがすごく分かり安くなっていました。

イタリアを中心としたルネサンスが色濃い作品を今までよく見てきたからか、「バベルの塔」もそうですが、詳細に描かれたこれらの作品がとても新鮮に映りました。

館内で写真を撮って良かったのは、この「頭足人間」をモチーフにしたっぽい「タラ夫」くらいでした。

DSC08983.jpg


でも、壁には作品に描かれている妖怪?怪獣?が貼ってありました。

DSC08985.jpg


ちなみに、ブリューゲルの作品も良かったのですが、彼に影響を与えているボスの作品も良かったので、公式図録を買おうか悩んだのですが、この↓ムックが中々良かったので、ボスとブリューゲルのものを買いました。


西洋絵画の巨匠 ボス (小学館アーカイヴス)



西洋絵画の巨匠 ブリューゲル (小学館アーカイヴス)


ムックなので図録よりも薄いですが、作品が大きく記載されていたり、主要作品は網羅されていて、僕としてはこちらで十分でした。
なにより、2冊買っても図録の半額なのが良かったです。
2017.04.29 Sat l お出かけ l top
1週間前くらいに書いた「ロゼッタ」に続きダルデンヌ兄弟が監督している作品を観ました。
「ロゼッタ」が1999年、この「ある子供」は2005年公開された作品です。
今回もTSUTAYAディスカスで50円(税&送料別)で借りました。


ある子供(字幕版)


作品データ(映画.comより)
原題 L' Enfant
製作年 2005年
製作国 ベルギー・フランス合作
上映時間 95分
映倫区分 PG12

ストーリー(映画.comより)
20歳の青年ブリュノ(ジェレミー・レニエ)と18歳の恋人ソニア(デボラ・フランソワ)の間に子供が産まれる。ブリュノは手下のように使っている少年スティーヴ(ジェレミー・スガール)たちと共に盗みを働き、盗品を売った金でその日暮らしをしている身だ。真面目に働いて欲しいと彼にソニアは頼むが、ブリュノにその気はなく、職業斡旋所に並ぶ列から離れ、なんと子供を金で売ってしまう。それを知って卒倒したソニアは病院に。足がつくのを恐れた買い手のおかげでなんとか子供は取り戻せたものの、意識を戻したソニアは警察にことの次第を話していた。ソニアは相変わらず軽い態度のブリュノに怒りを燃やし、彼を自分の家から追い出す。金に困ったブリュノは、スティーヴと共に盗みを働くが、執拗に警察に追い掛けられ、スティーヴが補導されてしまう。まもなくブリュノは自首。やがて服役中のブリュノのもとに、ソニアが訪ねてきて、ブリュノは思わず嗚咽をあげるのだった。

感想
内容は最初から最後まで上に書いた映画.comに載っていました。

「ロゼッタ」もそうでしたが、いわゆる「社会の底辺」で生きる人たちに焦点を当てています。
「ある子供」というのが、生まれたばかりのブリュノとソニアの子どもであるジミーのことかな、と思ってました。
でも、観ているうちにこの「ある子供」は実は、(見た目では「子供」とは言えなさそうでしたが、アジアンとは外見年齢は違うので判断が難しい)ブリュノのことなのではないか、または、ブリュノが従えているような存在のスティーヴのことなのではないか、と思うようになりました。
スティーヴはそこまで中心的な存在ではないので、やっぱりブリュノのことなのかな、とか、そもそもいろんな「子供」と取れるようにしているのかな、とも思います。

なぜブリュノが「子供」だと思ったのかというと、子どもであるジミーを産んだソニアは少しずつでもまともな生活にしていこうとするものの、その変化がブリュノには訪れず、ソニアに促されても結局その日暮らしで、目の前のお金に飛びつく始末だからです。
子どもを売る、ということ自体、自分が親であることの自覚がなく、愛着もないことから目の前の金に飛びついた結果であり、それをソニアが自分の予想外の反応を示したことで取り戻すことにしますが、結局「違約金」といって逆にお金を取られる身になってしまいます。
そもそもアンダーグラウンドの世界でお金を稼ぐこと自体がかなりリスクのある行為ですが、それにしても目の前のことしか見えておらず、その点が「子供」だな、と。

短絡的な行動が「子供」だな、とは思うものの、それでも困難な情況にいる人が選べる選択肢というものがそもそも少なく、破滅的な選択をしてしまうことも多々あり、その点は「ロゼッタ」と同じだと感じました。

それでもまだ「ロゼッタ」よりも救いを感じられたのは自首して服役しているブリュノのもとにソニアが面会に来ること。
いくら子ども(ジミー)の父親だとしても、信頼も関係性も完全に断ち切っても良いような状態でも、ソニアがブリュノを見捨てなかったのは、少し希望的過ぎるような気もしますが、救いを感じられるものでした。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2017年に観た映画ランキング

1 「わたしは、ダニエル・ブレイク」 / 2 「さとにきたらええやん」 / 3 「この世界の片隅に」 / 4 「ムーンライト」 / 5 「あまくない砂糖の話」 / 6 「ドラッグ・ウォー / 毒戦」 / 7 「シチズンフォー スノーデンの暴露」 / 8 「帰ってきたヒトラー」 / 9 「SING/シング」(日本語吹替版) / 10 「奇跡の教室」

11 「ベティ・ブルー」 / 12 「ミッドナイト・イン・パリ」 / 13 「神様の思し召し」 / 14 「her/世界でひとつの彼女」 / 15 「マグノリア」 / 16 「プリズナーズ」 / 17 「if i stay」 / 18 「ハドソン川の奇跡」 / 19 「ニュースの真相」 / 20 「ラ・ラ・ランド」

21 「しあわせのかおり」 / 22 「REDリターンズ」 / 23 「 愛しき人生のつくりかた」 / 24 「ディーパンの闘い」 / 25 「プリデスティネーション」 / 26 「花様年華」 / 27 「EDEN/エデン」 / 28 「17歳」 / 29 「ある子供」 / 30 「愛とセックス」(Sleeping With Other People)

31 「後妻業の女」 / 32 「ロゼッタ」 / 33 「ニュースの真相」 / 34 「あと1センチの恋」 / 35 「海難1890」 / 36 「ホテルコパン」 / 37 「聖の青春」 / 38 「ロング・トレイル!」 / 39 「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」 / 40 「ワールド・ウォーZ」

41 「惑星のかけら」 / 42 「麦子さんと」 / 43 「超高速!参勤交代 リターンズ」 / 44 「カケラ」 / 45 「スプリング・ブレイカーズ」 / 46 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

2017.04.28 Fri l 2017年 l top
先日、発売前から知人たちが、普段は教育や育児について記事や本を書いているおおたとしまささんが夫婦についての本を出すということを話題にしていました。
僕自身もおおたさんの記事はいくつか読んだ事があり、本は『男子校という選択』くらいしか読んだ事がありませんが、興味が沸いたので読んでみました。


<喧嘩とセックス>夫婦のお作法 (イースト新書)


タイトルがあまり良くないな、と思うのは、特に「セックス」については最初にちょっとだけ触れられているだけなので、内容とマッチしていないということと、このタイトルから敬遠する人もいると思われる点です。

内容は、重点が置かれていたのは、近年話題になり、妻vs夫という構図で固められてしまった「産後クライシス」についてで、その中身を丁寧に読み直そうとしていています。

たとえば、「産後クライシス」は「配偶者といると本当に愛していると実感する夫」と「配偶者といると本当に愛していると実感する妻」との差が17%もあることや、夫も妻も子どもが生まれ子どもの年齢が上がるにつれて愛情を感じる人が少なくなっていき、少なくなるのは妻に顕著であるということが問題だとされています。
妻の方が夫に愛情を感じにくくなっていき、夫との差が大きく広がっていく。
だから、夫よしっかりしろ、というメッセージが伝えられるようになりました。

でも、このアンケート結果を違う視点で見ると、より深刻なのは、子どもが2歳児になると、「配偶者といると本当に愛していると実感していない夫」が50%近、、「配偶者といると本当に愛していると実感していない妻」が65%近くいること。

夫を悪者にするだけでなく、じゃあ何故愛情を感じなくなってしまうのか、ということを読み解こうとしている点で好感が持てました。

他にも「家事ハラスメント」(家事ハラ)について書かれていたところでは、こんな文章もありました。

そもそも相手がこちらの思い通りに動いてくれないからと失望して、怒り、それを相手のせいにするというのは大変大人げのないことです。相手に期待して、その結果に一喜一憂するということは、自分の感情を相手に預けてしまっているということです。自分の感情を相手に依存してしまっているということです。自律的ではありません。
(中略)
夫婦に限らず、人間関係の悲劇の多くは、相手に期待しすぎることで起こります。
自分の期待に応えられなかった相手に失望し、それが怒りに変わり、その怒りが相手にも伝わり、対立構造が深まってしまうのです。
赤の他人との間にはこのような葛藤は生じません。お互いに期待する関係だから生じる問題です。特に夫婦においては避けられない問題です。



この指摘はもっともなことで、相手(パートナー)に期待しているからこそ、それを裏切られたと感じたり、失望したりしてストレスがたまってしまいます。
それを「大人げない」と言われてしまうと元も子もないですし、相手を少しでもコントロールしようとしていることを自覚してもいるのですが、それでも共同生活をしている限り、自分のことは自分でやって欲しいと思ってもしまいます。

この点についての対策・対処についても述べられてはいたものの、おおたさんが書いている事を2人ともが理解し、しっかり話しあったりすることが出来れば可能かも知れないけれど…、とかなり良好なコミュニケーションが取れていないと難しいのでは、と思ってしまいました。


この本の中で僕の気持ちが少し軽くなったのは、この文章でした。

ノルウェーでは夫が食事の支度をするのは当たり前なのですが、その定番料理ナンバーlワンが、なんと冷凍ピザなのです。ノルウェーのイクメンが食事の支度をしているといっても、レンジでチン! しているだけなのです(全部が全部じゃないでしょうけれど)。それでも「うちのダンナはよく料理をしてくれる」と妻から認めてもらえるわけです。
ベルギーのイクメン夫婦からも似たような話を聞きました。よく夫が料理を作るのですが、レパートリーはパスタとサラダだけ。ソースとドレッシングの味つけを変えているだけです。パスタっていうと聞こえがいいですけど、要するに麺を一O分やそこらゆでて、ソースを絡めるだけです。



時々こういう文章を読んで、僕は自分の家事に対する基準をリセットしています。
特に料理に関しては、他の家事よりも自分で水準を高めに設定してしまいがちで(もちろん料理が苦にならず、割とすきだということがありますが)、昨日も割と忙しいのに3品も作ってしまいました…。

昨年末にも料理研究家の土井善晴さんが、「一汁一菜でよい」ということを伝える記事(「一汁一菜でよいという提案」 土井善晴さんがたどりついた、毎日の料理をラクにする方法)を読みましたが、土井さんの記事では自分の料理の水準をリセットしようと思い、今回のこの本では我が家のイクメンであるツレにはあまり期待しすぎないようにしないとと思ったのでした。
2017.04.27 Thu l 月間読書レポート l top
昨日、約200mのローラーすべり台とその公園について書きましたが、山登りの行き帰りの駅だった小川駅前におからドーナツ屋さんがありました。

公園というか、山からの下山途中には、道の駅と埼玉伝統工芸会館が併設されていて、その道の駅にこのお店のドーナツが置いてありました。
駅前にこのお店があることを思い出し、せっかくなら道の駅ではなく、お店で買おうと思い、帰りにお店で買ってきました。

道の駅おがわまち

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三代目清水屋(おからドーナツ屋さん)

ムスメが帰りに食べたい、と言っていたこともあって買ったのですが、結局ムスメは食べず、家に帰ってから家族皆で食べてみました。

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おからドーナツと言えば、僕の中では、はらドーナツなで、以前暮らしていた街の近くにあり、ふとそこで買ったドーナツが素朴な味でよく食べるようになりました。
その後、引っ越してもはらどーなつは結構色んなところに店舗があって、買えたりしたのですが、一時の勢いはなく、近くにお店はなくなってしまいました。

今回買って食べた三代目清水屋のドーナツははらドーナツとはもちろん違うものですが、素朴な味わいが似ていて、なんとなく懐かしい感じがしました。

また、1000円以上買ったと言うことで(と言ってもホントにちょうど1000円超えたくらいだったのですが)、良かったらお花をどうぞ、と言うことだったので、頂いて帰りました。

2017042403.jpg


早速玄関前に飾らせてもらっています。

小川町にはそこまで行く機会はないものの、また近くに寄ったら買って食べてみたいな、と思います。
2017.04.26 Wed l たべもの l top
先日、ムスメと山登りに行って来ました。
その時に立ち寄った公園がムスメだけでなく、僕もすごく面白かったので、紹介したいと思います。

どこに言ったのかというと、埼玉県小川町にある仙元山(298m)。
ムスメでも行ける低山で、駅から歩いて往復という登山経路だったので、この山を選びました。

ですが、この仙元山を選んだのが結果的に大正解でした。
山頂から少し下ると、仙元山見晴らしの丘公園という公園があり、そこに約200mのローラーすべり台があるのです。

仙元山見晴らしの丘公園(埼玉県小川町)

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すべり台が長すぎるので、これだけでは長さが分からないかも知れないので、違う角度から撮ったものをいくつか載せてみたいと思います。

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公園内の展望台からすべり台のスタート方面を見ると。

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実際に滑っているところ。

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小川町自体、かなり遠く感じるかも知れませんが、池袋駅から東武東上線で1本で行け、仙元山も低いので、子どもの足でもそこまで負担にならないと思います。
公園内には駐車場もあるので、もちろん、車で行くことも可能です。

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2017.04.25 Tue l お出かけ l top
子どもたちがまだ春休みだったら4月上旬、ムスコたちに続いて、ツレ&ムスメもツレ両親宅に行くというので、急遽山登りに行くことにしました。

一応、こういうときの為に事前に簡単に調べておいて、地図もストックしてある山があり、今回はその中から、西武鉄道西武秩父線芦ヶ久保駅から往復する丸山へと行って来ました。

今回使った地図は、西武鉄道のサイトに載っているものを印刷して持って行きました↓

丸山0001


西武鉄道で行く ハイキングコース24選 秩父丸山(西武鉄道)

ということで、地元駅から池袋駅に向かい、西武池袋線に乗り換え飯能駅へ。
そこから、西武秩父線に乗り換え、芦ヶ久保駅へ向かいました。
(ちなみに、曜日・時間によっては、池袋駅から芦ヶ久保駅まで乗り換えなしで行ける電車もあります。)

DSC08817.jpg


芦ヶ久保駅には初めて降り立ちましたが、殆ど人はいませんでした。
ここからてくてく登っていきます。

DSC08820.jpg


所々標識が立っていたのですが、色んなルートがあるようで、「←丸山」というような標識がいくつもあるので、逆にどれで行けば良いのかよく分からなくなったりしました。
でも、とりあえず、この場所で人がいたので、ここから山道へ。

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後ろ(駅側)を見ると武甲山が。
初めてちゃんと見ましたが、雪が降った影響で、角刈り頭のような格好がくっきり。

DSC08824.jpg


武甲山は雪が積もっているのがはっきり見えていて、丸山にしといて良かった、とか思っていたら、標高が高くなるにつれてこちらの山道にも雪が出始めました。

DSC08826.jpg


どうやら前日まで標高が高かったところは雪が結構降ったようで、それがたくさん残っていました。
↑動物の足あともくっきり。

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この日だけでなく、もう基本的に気温は高かったので、日差しがあるところは雪は溶けていて、日陰になっているところが雪が残るという感じ。

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登り始めが雪の気配すら全くなかったのと、気温も高く、日差しもあったので、雪で引き返すことなど考えてもいなかったのですが、標高が高くなるにつれどんどん雪深くなっていったので、少し不安になってきました。
しかも、雪質はべちょべちょで、それがどんどん溶けていくので、足を取られやすくなっていました。

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この場所は20~30cm積もっているような…。

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足下の雪だけでなく、木の上に積もった雪も日差しと気温でどんどん溶けていき、それがばっさばっさ地上に落ちてくるので、たまに歩いていると雪が頭上から落ちてきました。
肩やリュックに当たるのなら良いのですが、それが頭直撃だと結構痛いというか重かったです。

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山頂近くの県民の森にある展示館。

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中に人はおらず、電気も付いていなかったので、展示を見てもらおうという感じはしませんでしたが、とりあえず入れるようにはなっていました。
この展示館の目の前に休憩スペースがあったので、そこで昼食を取りました。

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昼食を取ってから丸山の山頂へ向かいましたが、どんどん雪が溶けていっている影響で、道がかなりのべちょべちょに。
軽アイゼンも持ってきていなかったので、とにかく転ばないように、足下を取られないことを意識して歩きました。

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展示館からちょっとで丸山山頂(960m)に到着。

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当然雪だらけでしたが、展望台がありました。

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展望台から武甲山方面の眺め。

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山頂からの下りは見ての通りの悪路でした。
これまでも雪が溶けてべちょべちょでしたが、時間とともにそれが余計に悪化。
転んだりしなかったので、良かったですが、せめてトレッキングポールは持っていけば良かったです…。

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標高が低くなると、雪が積もっていることなど忘れるくらい、雪の存在を感じさせない風景でした。

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山には大抵、お地蔵様や観音様がまつられているので、僕は毎回手を合わせ、行きは山での無事を帰りは山に立ち入らせてもらったことへの感謝を伝えています。

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なんだか顔みたいな岩だったので思わず撮影。
犬みたいにも見えるし、モアイ像的な顔にも見えるような。

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帰りはパッと林を抜けました。
この辺で鼻水が結構出て来たのですが、杉林だったからでしょうか。
このまま舗装道を通って再度芦ヶ久保駅に向かいます。

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芦ヶ久保駅のすぐ近くには、道の駅あしがくぼがあり、電車の時間まで少しそこに立ち寄りました。
野菜や日本酒などがありましたが、一番豊富だったのは、こんにゃく。
僕は3種類のこんにゃくがセットになっているものをお土産に買ってみました(こんにゃくは持ち帰るのが結構重いですが…。)

ということで、今回の丸山への山登り。
計測はこんな感じでした↓

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持っていった地図と最初の方で違うルートになっているのは、「←丸山」という標識がたくさんあって、どのルートなのかよく分からなかったからです。
まぁ、でも登っていくとルートが限られていくので山頂にたどり着かないということはないのですが。

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標高差も約770mと割とあったのですが、今回何よりきつかったのは、雪解けによる山道のぬかるみでした。
4月だし、標高も1000m弱だし、と雪の心配はまるでしていなかったので、季節の変わり目への対策も今後しっかり取っていかないといけないな、と思いました。
2017.04.24 Mon l 埼玉県の山 l top
先日、ちょっとした用事があり、ムスコたちが通う小学校に次男を迎えに行きました。

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ムスコたちが通う小学校の玄関脇には保健室があり、次男のクラスはその時間たまたま校庭での観察学習だったようで、養護の先生も近くに出て来ていました。

次男がクラスに戻り、ランドセルを取りに行っている間、養護の先生と少しお話しました。

その先生は、公立小学校なのですが、この小学校での勤務が10年以上になっていて、昨年度末で定年退職だったのですが、今年度も再任用ということで勤務されている方です。

継続して勤務しているということで、長男は5年目、次男は3年目にはなるものの、話していると本当によく観て下さっているな、と話の端々に感じられました。

僕自身のちょっと長かった学生生活などの経験から、こういう、直接関わる機会はそこまで多くないけれどちゃんと観てくれている人、というのは、学校生活を送る上でとても重要だと感じています。

今年度から再任用ですし、来年度もいらっしゃるかどうかは分かりませんが、とりあえず今年はこの養護の先生もいらっしゃることだし、ムスコたちの小学校生活も安心できそうだな、と感じました。
2017.04.23 Sun l 日々雑感 l top
ツレがリクエストして、TSUTAYAディスカスから送られてきた映画です。

*結構長い文章を書いたのですが、最近インターネットの接続が悪く、書いたものがそのまま下書きもされずに飛んでしまったので、軽く書きます…。


ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期 (字幕版)


ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(公式サイト)

作品データ(映画.com)
原題 Bridget Jones's Baby
製作年 2016年
製作国 イギリス
上映時間 123分

ストーリー(公式サイトより)
ブリジットは43歳に。なぜか未だ独身。彼女が愛した2人の男はといえば、なんとダニエルは飛行機事故で亡くなり、マークは別の女性と結婚してしまっていた。しかし、いまやテレビ局の敏腕プロデューサーとなったブリジットに再びドラマチックな出会い(モテ期!)が訪れる。ハンサムでリッチ、性格もナイスなIT企業の社長、ジャック(パトリック・デンプシー)だ。いつもの天然っぷりから彼と急接近する一方で、マークとも再会を果たすブリジット。マークは妻と離婚の協議に入っているという。またしても2人の間で揺れることになるブリジット。40代女性としてさらにタイヘンな局面を迎え、一体どうなる!?

感想
前作前々作も観たはずなのですが、前作から10年以上も経っているので、どんな話だったのかかなり忘れてしまっていました。

それでも、前作や前々作をしらなくてもコメディータッチなので楽しめる内容になっていたと思います。

内容を簡潔に書くと「43歳のパートナーもおらず、妊娠&出産のタイムリミットも迫ってきた中、適当な相手とセックスをし、父親が分からないけれど妊娠し&出産し、最終的にはパートナーも子どもにも恵まれてハッピー」という話です。

多分、同じような境遇(例えば恋人やパートナーがいなかったり、妊娠出来る年齢のタイムリミットを迎えている)人は楽しく観ることが出来るのかな、と思います。
イギリスでの話とはいえ日本でも同じような人たちがたくさんいるようですし、「40歳過ぎててもセックスを楽んで、(ちょっと予想外だったけど)妊娠&出産で子どもも授かり、パートナーも出来てハッピー」という内容は、それらの人たちにすごく希望を持たせると思います。

作品中では、43歳である意味恋愛市場からかなりはじかれる存在であるはずなのに、(ブリジットの半分くらいの年齢の若者が多く集まる)野外フェスで「いい男」とすぐにセックス出来るようになり、離婚理由には一切触れずに元彼とセックスするようになり、そして、すぐに妊娠。
高齢出産なのにそれにまつわる不安や現実的な課題には一切触れられずに、何のアクシデントもなく(ちょっと出産が早まっただけ)無事に出産。
そして、何故か(恋愛市場では売れ残りのはずなのに)、2人の男性(しかもこの2人は恋愛市場では、お金も地位もあり、年齢の割に容姿が良いので売れ筋のはず)に求愛される。

夢を見るには良い作品なのだと思います。
でも、この映画の中のブリジットのような展開が今後訪れる人はどのくらいいるのでしょうか。

ブリジットと同僚で友人のミランダと野外フェスに行った際、そこでエド・シーランと出会います。
2人はエド・シーランのことを知らずに「スタバの店員みたい」と言い、その場のシーンが笑える場面になっています。

この映画を観るときに楽しめるかどうかは、この場面でエド・シーランを知っているか、エド・シーランを知っているからこそ笑えるかどうかという点で大きな差が出てくると思います。
ブリジットのようにエド・シーランという人を知らない人にとっては、この映画は楽しめる様になっていて、エド・シーランを知っているからこそこの場面で最初から笑うことが出来る人にとっては、多分あまり楽しめないと思います。

なぜなら、そこに明らかな年代の差があるから。
前作や前々作でも僕とブリジットの年齢差は変わらないはずなのに、今回の作品は全体として笑えない(楽しめない)。
それは、僕よりも10歳上の40代の女性が、20代のように出会いを求めて野外フェスに行き、実際にセックスし、予想外の妊娠をし、殆ど何の心配もなく出産し、結婚もする、という、容姿や社会的立場と行動とのギャップが、「痛い」あるいは気持ち悪く感じてしまうからです。

40代がセックスを求めても、予想外の妊娠をしても、出産をしても、結婚をしても良いですし、僕がこういうことを感じる事自体、僕がいかに保守的なのかを痛感するのですが、それでもやっぱりちょっとブリジットの行動はあり得ないでしょう、と。

この作品を夢や希望と感じるか、現実的ではないと感じるかによって、評価がかなり分かれる作品だな、と思います。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2017年に観た映画ランキング

1 「わたしは、ダニエル・ブレイク」 / 2 「さとにきたらええやん」 / 3 「この世界の片隅に」 / 4 「ムーンライト」 / 5 「あまくない砂糖の話」 / 6 「ドラッグ・ウォー / 毒戦」 / 7 「シチズンフォー スノーデンの暴露」 / 8 「帰ってきたヒトラー」 / 9 「SING/シング」(日本語吹替版) / 10 「奇跡の教室」

11 「ベティ・ブルー」 / 12 「ミッドナイト・イン・パリ」 / 13 「神様の思し召し」 / 14 「her/世界でひとつの彼女」 / 15 「マグノリア」 / 16 「プリズナーズ」 / 17 「if i stay」 / 18 「ハドソン川の奇跡」 / 19 「ニュースの真相」 / 20 「ラ・ラ・ランド」

21 「しあわせのかおり」 / 22 「REDリターンズ」 / 23 「 愛しき人生のつくりかた」 / 24 「ディーパンの闘い」 / 25 「プリデスティネーション」 / 26 「花様年華」 / 27 「EDEN/エデン」 / 28 「17歳」 / 29 「愛とセックス」(Sleeping With Other People) / 30 「後妻業の女」

31 「ロゼッタ」 / 32 「ニュースの真相」 / 33 「あと1センチの恋」 / 34 「海難1890」 / 35 「ホテルコパン」 / 36 「聖の青春」 / 37 「ロング・トレイル!」 / 38 「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」 / 39 「ワールド・ウォーZ」 / 40 「惑星のかけら」

41 「麦子さんと」 / 42 「超高速!参勤交代 リターンズ」 / 43 「カケラ」 / 44 「スプリング・ブレイカーズ」 / 45 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」

2017.04.22 Sat l 2017年 l top
(多分)ツレがリクエストし、TSUTAYAディスカスで送られてきた映画です。


ニュースの真相 [DVD]


ニュースの真相(公式サイト)

作品データ(映画.comより)
原題 Truth
製作年 2015年
製作国 オーストラリア・アメリカ合作
上映時間 125分
映倫区分 G

ストーリー(公式サイトより)
ジョージ・W・ブッシュ米大統領が再選を目指していた04年。
アメリカ・CBSニュースのベテランプロデューサー、メアリー・メイプス(ケイト・ブランシェット)は、伝説的ジャーナリスト、ダン・ラザー(ロバート・レッドフォード)がアンカーマンを務める番組で、ブッシュの軍歴詐称疑惑を裏付けるスクープを放送し、センセーションを巻き起こした。
だが、「新証拠」を保守派のブロガーが「偽造」と断じたことから、CBSは激しい非難を浴びる。同業他社の批判報道もとどまるところを知らず、ついに上層部は事態の収束を図り、内部調査委員会の設置を決定。そのメンバーにはブッシュに近い有力者も含まれている。肝心の軍歴問題は取材打ち切りとなり、もはや疑惑は存在しないも同然だった。
メアリー、ダン、そして取材チームは会社から切り捨てられるのか? 出来レースのような委員会との闘いを前に、メアリーは勇気を奮い起こす。圧力に屈することなく、真実を伝えることを使命とするジャーナリストとしての矜持と信念を示すために―。

感想
実話を元にしているようですが、この映画の評価はアメリカ合衆国民であるかどうか、(ブッシュJr.再選時)ブッシュJr.支持者かどうか、ジャーナリズムにかかわっているかでかなり変わってくるのではないかと思います。

ブッシュJr.の軍暦がどのようなものであったのか、そもそも盲目的にブッシュJr.を指示している人にとってはそんなことはブッシュJr.の再選を阻止しようとする「敵」によるもので、真実かどうかは関係がありません。
そして、アメリカ合衆国民でなければ、一番重要なのは、次の大統領が「誰なのか」ということであって、そのなかでどのような報道がされたのかなどあまり興味がないでしょう。

このCBSが報じたブッシュJr.の軍暦に関する報道が「真実」なのかどうか、映画が進むにつれて分かっていくのかな、と思って観ていたのですが、そんなことは起きず、報じた内容の証拠が「偽造」なのかどうか、報道チーム、特にプロデューサーのメアリー・メイプスへの調査がメインに移っていきます。

そもそもブッシュJr.の軍暦に問題があるかどうか自体にそれほど興味はないのと、今の2017年の時点では誰が大統領に再選したのか、その結果どのようなことが起きたのかを知っているので、ブッシュJr.自体の軍暦に関しての報道が真実か否かを知っても何にもならないとも思います。

なので、この映画、何を伝えようとしているのか最後までよく分からなかったのですが、最後の最後に調査委員会が終了すると言うときにメアリー・メイプスが発した言葉が一番伝えたいことなのかな、と思いました。
それは、軍暦が意図的に「誰かの力によって」操作されたものであるかどうか、ということではなく、それを立証するための証拠が「証拠たり得るか」という点に関心が移っていて、もはやブッシュJr.の軍暦のことが問題ではなくなっていて、みんな忘れてしまっている、と。

また、日本でもかなり最近言われる、報道機関の「政治的中立」ということもこの調査委員会は大きな問題として捉えていたようです。
最終的に「政治的偏向はなかった」というように結論づけたようですが、「政治的偏向」とはなんなのか、僕には未だに分かりません。
極右からみれば、他は全て左になり、偏っているように見えますし、片方への振り幅が大きければ大きいほど中間はどんどんその大きく振っていったほうに移っていきます。

政治的中立というのは結局何も意味を持っておらず、だったら、最初から何を報じようとしていたのかから証拠が本物かどうかに調査の焦点が当たったとしても最後までその証拠が本物かどうかに焦点を当て続けて欲しかったと思います。

映画の善し悪しは置いておくとして、権力者、あるいは権力を保持しうる人の「都合の悪い出来事」は広く報道すべきだと僕は考えていて(それによってその人物への評価はその報道を知った人各々がすれば良い)、そういう意味で、そのような報道をしていた人物たちがジャーナリズムの世界から去ってしまったということは間違いなく悲劇だと思います。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

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2017.04.21 Fri l 2017年 l top