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先日観た「ジゴロ・イン・ニューヨーク」がウディ・アレン作品で、「ブルージャスミン」の方が観たいんだけど、と書きましたが、リクエストしそびれていたので、早速リクエストしました。


ブルージャスミン


レンタルショップではすでに「準新作」扱いになっているということは、どんな作品なのか、という予備知識も僕からは殆ど消えていましたが、観ているうちに何となく思い出しました。

ものすごく簡単に言うと、超セレブだった女性が落ちぶれてしまった話、です。

確か、この作品で主演のケイト・ブランシェットがアカデミー賞の主演女優賞を受賞しているのですが、確かに上手でした。
気の狂い方とか。
でも、ノミネートなら分かるものの、最優秀かどうかというと、他に良い作品はなかったのかな?という気にもなるような感じです。

ネタバレ的なことは極力避けたいので、踏み込みませんが、最終的には救いのない映画だな、と思いました。
物語の後半からはあたかも主人公が(特に周囲の人の)不幸を呼び込んでいるかのように描かれていますが、今までの環境から仕方が無い振る舞いだとも思います。

貧困や学力が低いことについて、「自己責任論」で語られる場面でもそうなのですが、「本当にそれは自己責任なの?」という問いを突きつけてくる映画でした。

と、真面目な感じで書いてしまいましたが、そういう問題を突きつけつつも、決して真面目な感じではなく、それをユーモラスに軽やかな感じで描いている点が秀逸でした。

家族を失い、財産を失い、精神も病んでしまう。
それでも何とか自分自身を保とうとし、彼女自身は奮い立とうとする。
でも、それが結局はうまくいくことはなく、さらなる深みに沈んでいく。

と、ここまで書いて、なんかこの物語は何かに似ていたな?と思ったら、ヘブライ語聖書(=旧約聖書、タナク)に出てくる「ヨブ記」でした。
そう考えると、主人公が1人で語り、周囲の人がそれを不審に思ったり、遠ざかり、避けていく様子は、ヨブが神に語りかけたり、友人との対話とリンクするように感じました。

監督のウディ・アレンはユダヤ人ですし、あながち的外れでもないのかも、と思ったりします。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

2015年に観た映画ランキング
1 「チョコレートドーナツ」 / 2 「ダラス・バイヤーズ・クラブ」 / 3 「ベイマックス」 / 4 「ワン・チャンス」  / 5 「ザ・マジックアワー」 / 6 「あなたを抱きしめる日まで」 / 7 「はじまりのうた」 / 8 「マダム・マロリーと魔法のスパイス」 / 9 「アデル、ブルーは熱い色」 / 10 「小野寺の弟 小野寺の姉」 / 11 「かぐや姫の物語」 / 12 「ブルージャスミン」 / 13 「ゴーン・ガール」 / 14 「青天の霹靂」 / 15 「テルマエ・ロマエⅡ」 / 16 「そこのみにて光輝く」 / 17 「カラスの親指」 / 18 「ドラえもん のび太のスペースヒーローズ」 / 19 「グレース・オブ・モナコ」 / 20 「ジゴロ・イン・ニューヨーク」 21 / 「ボクたちの交換日記」 / 22 「ブリングリング」 / 23 「恋人はセックス依存症」 / 24 「地獄でなぜ悪い」 / 25 「渇き。」 / 26 「誰も守ってくれない」 / 27 「鈴木先生」 / 28 「ミニミニ大作戦」 / 29 「エヴァの告白」 / 30 「機関車先生」 / 31 「爆心 長崎の空」 / 32 「「マレフィセント」 / 33 「ロボジー」 / 34 「ルーシー」 / 35 「なくもんか」 / 36 「マイ・ライフ・メモリー」 / 37 「見えないほどの遠くの空を」 / 38 「ノア 約束の舟」
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2015.07.12 Sun l 2015年 l top
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