先日、ハフィントンポストのこの記事を読みました↓

17歳のアルバイトは、中絶された胎児の処置だった――漫画家・沖田×華さんが描く、産婦人科の光と影

紹介されている沖田×華さんといえば、アスペルガー症候群ということを公にしていて、その作品(たとえば『ニトロちゃん~みんなと違う、発達障害の私~』)で知っていました。
僕が割とよく観ているハートネットTVでも特集がありました。

ブレイクスルー File.6 弱点を笑い飛ばす 発達障害の漫画家・沖田×華(ハートネットTV)

と、そんな前置きをしつつ、このハフィントンポストの記事を読んでみると、紹介されている漫画にとても興味が沸きました。
いつも読んでいる『コウノドリ』もとても良い作品ですが、産婦人科医の話だけあって、出産すること、出産したあとのことに焦点が当たっています。
それはそれで良いのですが、僕が気になっていたのは、年間18万件以上にも及ぶ人工妊娠中絶の数です。

(もちろんいろんな事情があると思うので、人工妊娠中絶そのものを否定しているわけではありませんが)子どもの数が少ない、100万人を切りそうだ、という報道がされている中で、その20%近くにもなるような数の人工妊娠中絶が行われているわけです。

何故それを扱わないの?と以前からずっと思っていました。
そんな中で、この記事を読んだので、すぐに読んでみたくなりましたが、残念ながらネット書店などではどこも数週間の入荷待ち状態。
半ば諦めつつ、近所の比較的大きな本屋さんに行ってみたら、ありました。


透明なゆりかご(1)


作者は細部にこだわったり、緻密な絵を描く人ではないので、中絶によって取り出された胎児(と呼んで良いのかどうか…)にリアルな描写で迫ってくることはありませんが、ピンセットでつまむ様子や、ケースに入れる様子、しかも、それを行っているのがまだ17歳の高校生ということに非常にリアルさを感じました。

僕は男性だからか、あんまり中絶をしたという人の話を聞いたことは殆どありませんが(数人はいますが、もっと多いんじゃないかと思っています)、女性にとっては身近な話なのだろうな、と思います。
この漫画の中でも中学の時の友達が妊娠し、中絶しに行く様子が描かれていますが、そういう話なのだろうな、と思います。

それは毎年18万以上という数からも分かるように思います。

まだ1巻目なので、今後の展開がどうなるのかは未知数ですが、高校生などが性教育的なものを学ぶ時にも良い教材(って堅い言い方ですが)になりそうな感じです。
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2015.07.29 Wed l 主夫の本など l top