他人と暮らしていると良いことの1つは、「自分だけだったら絶対に出会うことのないものに出会うこと」かな、と思います。
僕は映画をよく見ていますが、基本的に僕が選ぶジャンルは、社会派、実話をもとにしたもの、という傾向があります。
逆に、僕がほぼ選ばないジャンルは、童話、ミュージカルです。

今回は、童話の中でも絶対に僕が選ばないであろう「シンデレラ」がツレのリクエストにより届いたので観てみました。


シンデレラ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]


話自体は誰でも知っていると思うので説明は必要ないと思いますが、はっきり言って、僕は「シンデレラ」の話が苦手です。
何故苦手なのかと言えば、「主人公が綺麗じゃなければ成り立たない話」であり、「女性達は権力や金のある男が大好き」ということが突きつけられるからです。

今回の映画でももちろん、主人公のシンデレラは若く綺麗で(しかも、現在の状況は薄幸)、王子は権力も金もあり、おまけにイケメンです。
自分たちの素性を明かさずに森で出会ったシーンは、2人が引かれあう際にはあたかも「今の状況(薄幸であり、権力があり、金もある)とは関係がない」かのように描かれていますが、その会話だけで「結婚したい」と思うのはどうなのかな、と。
まぁ、「結婚したい」と思うのは良いのですが、結局結婚できたのは、「王子が「王子」であったから」です。

この物語にもやもやを感じるのは、「多くの男性は若くて綺麗な女性が大好き」ということと、「多くの女性はイケメンで権力があり金もある男性が大好き」という現実が実際にあるからでしょう。
その現実をいかにも、「そんなことは思ってもいませんでした」みたいに描いているところが、僕にとっては「やっぱりシンデレラって苦手だな」と思う原因になってます。

これが、王子も「僕は若くて綺麗な女性が好きです」とか、シンデレラも「最初は話も合うしイケメンで結構良いな、と思っていたけど、権力も金もある王子だって分かったから、このチャンスは絶対に逃しちゃいけないって思った」とか言ってるなら、こんな苦手意識は持たないのでしょうが。

と、映画に関しての評価ということよりも、「シンデレラ」という物語そのものについての話になってしまいましたが、この映画の見所は、継母のケイト・ブランシェットの演技だと思います。
この人の演技は本当にすごいな、と思いました。

今年観た映画だと「ブルージャスミン」がケイト・ブランシェット主演でしたが、役柄を完璧に演じきっていました。
継母は本当に憎らしい感じで、「この継母はケイト・ブランシェットなんだよな」ということを感じさせず、観終わったあとで「あぁ、あの継母はケイト・ブランシェットだったのか」という感じでした。
(僕は誰が役を演じているのかすごく気になってしまうのですが、気になることがなかったということです。)

他にも、いろんなドレスが出て来て、趣味が合う人は良いのかも知れませんが、ドレスの趣味は僕には合わなかったので、「こんな洋服もあるのかぁ。でも、一緒には歩きたくないなぁ。」というドレスや洋服が多かったです。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★☆☆

2015年に観た映画ランキング
1 「チョコレートドーナツ」 / 2 「ダラス・バイヤーズ・クラブ」 / 3 「ベイマックス」 / 4 「ワン・チャンス」  / 5 「ザ・マジックアワー」 / 6 「あなたを抱きしめる日まで」 / 7 「はじまりのうた」 / 8 「ルンタ」 / 9 「マダム・マロリーと魔法のスパイス」 / 10 「アルマジロ」 

11 「アメリカン・スナイパー」 / 12 「アデル、ブルーは熱い色」 / 13 「小野寺の弟 小野寺の姉」 / 14 「かぐや姫の物語」 / 15 「パラダイス:愛」 / 16 「ブルージャスミン」 / 17 「プロミスト・ランド」 / 18 「ゴーン・ガール」 / 19 「ジュラシック・ワールド」 / 20 「青天の霹靂」

21 「パリ、ただよう花」 / 22 「テルマエ・ロマエⅡ」 / 23 「私の男」 / 24 「そこのみにて光輝く」 / 25 「カラスの親指」 / 26 「ドラえもん のび太のスペースヒーローズ」 / 27 「グレース・オブ・モナコ」 / 28 「ジゴロ・イン・ニューヨーク」 29 / 「海を感じる時」 / 30 「薔薇の名前」

31 「劇場版「進撃の巨人」 前編 ~紅蓮の弓矢~」 / 32 「ボクたちの交換日記」 / 33 「ブリングリング」 / 34 「恋人はセックス依存症」 / 35 「地獄でなぜ悪い」 / 36 「渇き。」 / 37 「誰も守ってくれない」 / 38 「シンデレラ」 / 39 「アイアンマン3」 / 40 「鈴木先生」

41 「ドライブイン蒲生」 / 42 「ミニミニ大作戦」 / 43 「エヴァの告白」 / 44 「機関車先生」 / 45 「爆心 長崎の空」 / 46 「マレフィセント」 / 47 「ロボジー」 / 48 「ルーシー」 / 49 「なくもんか」 / 50 「マイ・ライフ・メモリー」

51 「光輪の超魔神 フーパ」(ポケモン) / 52 「見えないほどの遠くの空を」 / 52 「ノア 約束の舟」
関連記事
スポンサーサイト
2015.09.12 Sat l 2015年 l top