さて、先日予告したとおり(「明日(9日)のTBS「白熱ライブビビット」で放送されます。」)、TBSの朝の番組「白熱ライブ ビビット」で我らが「秘密結社 主夫の友」メンバーを取材した主夫特集が放送されました。

白熱ライブビビット(TBS)
(放送内容はまだHPにはアップされていないようですが)

1.ネット上の反応

さて、この番組、観てみたら、色々思うところがあったのですが、まずは、ネット上(Twitter)の反応を見てみたいと思います。
















放送直後の反応としてはこんな感じでした。
収録された内容から、僕としては「この部分を切り取るのかぁ」という感じがしていたのですが、Twitter上では好意的な反応が多くて良かったです。
さらに付け加えておくと、特集の流れとして、あたかも出演した主夫がみんな【専業主夫】かのように捉えられていたのは、残念でした。
最初に出た子ども3人を育てている大野さんだけが【専業主夫】で、あとから出て来た座談会メンバーは4人とも【兼業主夫】です。

そして、これは欲張りなことかもしれませんが、僕らの活動は、「主夫を増やす」ということにあるのではなく、男性の家庭進出によって女性・子どもを支えること、そして様々な家族の形・選択肢を提示することなので、その点が伝わる内容ではなかったかなぁ、とちょっと残念に感じました。

2.コメンテーターへの反論

上に載せたTwitterの反応にもありましたが、コメンテーター(特に2人の男性)はこの「主夫」という生き方にかなりの否定的反応を示していました。
あえてどなたの発言なのかは書きませんが、反論を書いておこうと思います。

ⅰ「お母さんが家にあまりいなかった子どもがどのように成長するのか不安」

これは子どもを育てる上でのいくつもある【神話】の1つです。
「子どもは3歳まではお母さんとつきっきりが良い」とかいう3歳児神話と同じです。

僕の反論としては、

「何らかの理由でお母さんがいなくて(お父さんしかいなくて)育った人たちに不安を抱いているのですか?」

ということです。
離婚ばかりではなく、死別などいろいろな理由で、父子家庭で育った人たちがいます。
その人たちは、お母さんがいなかったから何か欠けている、とでも考えているのでしょうか。
(まぁ、多分そんなこと(父子家庭の人たち)には全く想像をしないで発言しているのでしょうが、想像していない=無意識というのが一番問題だと思っています。)

ⅱ「仕事をしていないと、男のDNAが劣化する」

何なのでしょう、家事・育児をすることによって「劣化するDNA」って。
男が家事・育児をすることも、しないこともDNAによって変化することではありません。
もはや、開いた口がふさがらないコメントだったのですが、あえて取り上げたのは、前半部分です。

このコメンテーターは「家事・育児を仕事とは考えない」ということを発言していることになります。
せっかく、前半部分で大野さんが、子ども(しかも全員未就学児の)3人を育てながら、妻と子どもの生活を支えている様子がわりと丁寧に放送されたにも関わらず(つまり、家事・育児の大変さが伝わる内容だったのに)、「仕事ではない」という発言はいかがなものかと。

僕としての意見は

「じゃあ、1週間でも良いから、大野さんの代わりに(もちろん大野さんレベルを求めないけれど)家事・育児をやってみなよ」と。

数週間でも育休を取った共働きで妻の代わりに家事・育児を行うようになった男性から多く聞く言葉は「外で働いていた方が楽」というものです。
まずは、やってみてから発言してもらいたいな、と思います。

ⅲ「男は仕事もばりばりやって、家事・育児をするのなら認める」

この発言をした人は元経産省の官僚ということで、もはや人を貨幣価値でしか判断出来ないような発言だったり、自分の子どもを所有物のように捉えている発言があったりと、うんざりしたのですが、一番うんざりしたのがこの発言です。
この方は2人の子どもがいるようですが、この方に言いたいことも上と同じなのですが、

「じゃあ、あなたは当然、仕事もばりばりやって、家事・育児もやっているのですよね?」

ということです。
そもそも、「主夫」と言った時点で【専業主夫】としか想定できていないこと(そのように捉えられるVTR)に問題があると思いますが、【主婦】たちの多くは専業主婦ではなく【兼業主婦】です。
女性たちの多くは(男性がやらないので)それを今やっているわけで、女性たちが現に今やっているということをどれだけ認識しているのでしょうか。
そして、この発言をしたということは、自分も当然やれるということなのでしょうが、やっているのでしょうか。
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2015.11.10 Tue l メディア掲載 l top