今年もまたこの季節がやってきました。

今年に入ってからブログの更新を再開したにしてもアクセス数が少し増えすぎでは?と思っていたら、どうやら、何年か前に書いた保育園入園に関してのいくつか記事が読まれているようです。

ちょうど今は自治体から保育園入園に関しての「承諾」あるいは「不承諾」の通知が来る頃で、「承諾」の人はそのまま子どもは保育園に入園することになりますが、「不承諾」だった人は子どもが保育園に入園出来ず、途方に暮れます。
ムスメが待機児童になった経験を過去に書いたので、それで検索に引っかかりアクセスされているようです。

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保育園に入園出来なかったという話題は、当事者じゃないとどうしても関心が低くなってしまう話題で、我が家ももう上の2人は小学生、ムスメも保育園に入園出来ているので、やはり喉元過ぎた出来事になってしまっています。

そんな中、こんな記事を見ました↓
「保育園に入りたい」を可視化しよう(NPOフローレンス代表理事 駒崎弘樹公式サイト)

Yahoo!にも転載されているので、多くの人が記事を読み、駒崎さんが呼びかけているSNSでの投稿を行っているようです。

が、ムスメが保育園入園「不承諾」になった経験から何度でもしつこく書きますが、SNSで投稿しても行政は(ほぼ)動きません。
行政には行政のルールがあり、SNSで多くの悲痛な叫びや状況が「可視化」されたとしても、行政は動きません。
「可視化」された数が多ければ多いほど、メディアなどで取り上げられる可能性はありますし、国やあるいは都道府県という大きな枠組みでは動くことがあるかも知れません。

しかし、いくらSNSに投稿したところで、「不承諾」の決定を下した自治体がその決定を覆したり、あるいは二次募集で入園出来る様になったり、保育園や定員を増やすということはしません。

だから、まず、保育園入園の「不承諾」が来た人がやるべき事は
①二次募集に申し込む
②「不承諾」の「決定」に対して不服申し立てをする
この二つです。

これをせず、SNSに投稿しても、目の前の子どもを自治体の保育園が預かることはありません。

なぜ、不服申し立てをした方が良いのかというと、それこそが自治体にとっての「可視化」だからです。
駒崎さんがブログで触れているように「待機児童の定義」は自治体によって異なります。
なので、今目の前にいる子どもが「待機児童」に該当するのかどうかということは暮らしている自治体によって変わってしまいます。

でも、「不服申し立て」をしたということは必ず記録されます。
自治体としては保育園入園に関しての「不承諾」決定に「不服申し立て」があったということは待機児童のように定義を変更出来ることではないのです。

そして、その「不服申し立て」があったという事実に基づいて行政は政策を行っていくのです。
もし、不服申し立てが一件でも多ければ多いほど、その「声」は行政に強く届いていきます。

駒崎さんは「社会活動家」なので、社会問題としての「待機児童」を社会全体で可視化させるというミッションがあるのでしょうが、今現在自分の育てている子どもが保育園に入園出来ずに困っている人は、社会全体に知ってもらうことよりもまずは、行政に知ってもらうということを優先すべきだと思います。

不服申立書の書き方は以前書いたものを参考にしてもらえたら、と思います↓
不服申し立て書の書き方

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2017.02.09 Thu l 保育園入園について l top