先日、山登りに行くために乗っていた電車内で人種差別に出くわしました。
こんなの人種差別じゃない!、という人もいると思いますが、それでもどんなことがあったのか書いてみたいと思います。

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日曜日、神奈川県の丹沢の山に行くために、小田急線の7時台の新宿駅発小田原駅行き急行列車に乗りました。
日曜日の朝の下り列車なので、満席になることなく、座ることが出来ました。
その時、座席の端っこにアフリカ系の男性が座り、僕は1人分空けてその方の隣に座りました。

僕は1時間以上その列車に乗っていて、そのアフリカ系の男性も1時間ほど乗っていました。
その間、通勤なのか、僕のように山登りなのか、それとも他のレジャーなのか分かりませんが、少しずつ乗客が増えてきました。

休日の朝の下り列車でしたが、座る席がなくなり、立っている乗客も出て来たのですが、その間誰もそのアフリカ系男性と僕との間の1人分の席に座ることはありませんでした。
最初は他の席も空いていて、そのアフリカ系男性が少し身長が高い方だったので、狭そうだと判断したのかな、と思いました。

でも、少しずつ気になってきて、停まる駅ごとに乗ってきた客の様子をみていると、そのアフリカ系男性を確認し、そして明らかに避けているようでした。

「座る席なんて自由じゃないか」「座るか立つかも自由じゃないか」と言う人もいるでしょう。
でも、もし、「その男性がアジア系、あるいは白人だったら?」と想像したらどうなるでしょう?

または、その男性の立場に立って考えたときにはどういう気持ちになるでしょう?
僕が1人分空いた席で隣に座っていても、マナーが悪いということは全くありませんでした。
かなり足の長い方でしたが、伸ばすこともなく座っていましたし、多くの時間は寝ているかスマートフォンをいじっていました。
酒臭くも、香水臭くもありませんでした。

でも、明確にその男性は避けられていました。

自分自身の行動ではなく、容姿で人々に避けられる。
僕自身は外国に行ってもそのような経験をしたことはありませんが(むしろ日本人ということで寄ってくる人はいた)、もし、どこかの国に行って、自分の行動ではなく、容姿で避けられるとしたら。
ものすごく悲しい気持ちになると思います。

オリンピック開催を控え、「おもてなし」だとか、英語表記だとか、Wi-Fi環境だとか、民泊だとか、色々言われていますが、そもそもこのような「特定の容姿の外国人を避ける」というようなことをなくしていくような取り組みが必要なのではないか、と思います。
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2017.03.10 Fri l 日々雑感 l top