※撮影、録音等が不可だったので、メモをもとに書きます。

この間の日曜日に、お茶の水の明治大学で、「チェルノブイリと福島」という講演会があったので、行ってきました。
主催は、定期購読している雑誌の「DAYS JAPAN」関連のチェルノブイリ子ども基金、未来の福島こども基金、現代史研究会でした。

講演会は二部に分かれており、前半が、チェルノブイリで事故後に病気を発症した親とその子どもを支援する「困難の中の子どもたちへ希望を」という団体を立ち上げ活動しているポホモワ・ワレンチーナさんと、その娘さんで7歳のときに小児甲状腺がんの手術をしたオリガ・ゼレンケヴィチさんのお話。
後半は、福島県に住む武藤類子さんと、福島県から横浜に避難(移住)している富塚悠吏さん(小学生)のお話。
さらに、DAYS JAPAN編集長でチェルノブイリ事故後をずっと取材しているフォトジャーナリストの広河隆一さんのお話でした。

広河さんのお話は、以前聞いたことがありますが、やはり広河さんのお話が一番印象的でした。

内容を列挙するとすごく長くなってしまうのやめますが、僕がこういう講演会に行く目的は、「今後子どもたちにどのような被害が出てくるか」を知るためです。
チェルノブイリを参考に、福島後の日本でも同じようなことが起きると思われるので、事前に知って、心や具体的な準備をしたいと思っています。

なので、チェルノブイリで事故後(今も)何が起きているか、という話はとても参考になりました。
団体設立後の20年間で154人の子どもが死亡していること、それらの子どもは例えば、2005年に生まれ腹膜神経芽細胞を発症し2011年死亡していたり、1989年に生まれ、側頭骨ガンを発症し言語、コミュニケーション能力が低く、2008年に死亡していたり、2004年に生まれ、肝臓がんを発症し、性的早熟があり2009年に死亡した子どもなどです。
また、今回のチェルノブイリでの話で改めて考えさせられたのは、チェルノブイリ事故時に子どもで、その後小児甲状腺がんなどを発症し、今も生きている人たちが親になる世代になっており、その子どもたちがいろいろな健康問題を抱えているというものでした。

それらの今の子どもだけではなく、さらにその子ども以降の世代まで影響があるということです。

さらに、チェルノブイリでは事故から四半世紀経ったということもあり、公的な支援が大幅に削減されたり、廃止されているということでした。
国や政府は信用できない云々の問題ではなく、そういう事態は日本でも当然あり得るので、公的な支援だけを頼りにしていては、ダメだろうな、ということも改めて認識させられました。

前回の広河さんの講演会は、パルシステム主催ということもあり、参加者のほとんどが女性で、小さな子どもがいるだろう世代がかなりいましたが、今回は、DAYS JAPAN関連だからか、男女比は半々くらいで、しかも、世代は、50代以上が多かったように思います。
隣に座っていた、年配の男性は、たぶん他のところで会ったら、こういう話をすることはないと思いますが、講演にじっと耳を傾け、時折うなずきながら聞いていたのが、とても印象的でした。
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2012.04.24 Tue l パパ活 l top