M(10ヶ月)の認可保育園入園が決定し、やっと(僕の気持ちが)落ち着いたので、3月下旬に区にツレが提出していた不服申し立てに対して、5月9日に届いた返答(決定)について書いてみたいと思います。

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↑簡易書留で送られてきた決定書(謄本)

僕は初めてこのような文書を見たのですが、項目は順に
・決定
・主文
・理由
となっています。

理由は長々と書かれているので、所々引用して内容をお知らせしたいと思いますが、決定と主文は紹介したいと思います。
――――――――――――
決定
(ツレの住所)
異議申立人 ツレ
異議申立人が平成24年3月15日付けで提起した保育所の入所に係わる不承諾決定処分についての異議申立てに対して、次のとおり決定します。

主文
本件異議申立を棄却する。
――――――――――――

全部で7ページに及ぶこの決定書ですが、決定と主文以下全て(つまり6ページ半くらい)にわたって長々とこの決定を下した理由が述べられています。
では、その6ページ半にわたって書かれている理由とはどのようなものだったかというと、
・異議申立ての趣旨の確認
・区の認定と判断の確認
となっています。

後半の「区の認定と判断の確認」の部分で、法律に基づいて区ではどのような基準の下に、保育所への入所決定を行っているのか、そして、実際にMが申込みをしていた保育所への申込み状況、判断基準などが述べられています。

これは、この決定書を読んだ僕の感想みたいなものになりますが、この決定書を作成した人はどうやら、「(Mが保育園に入所できないという)決定を下したその判断は間違っていなかった」ことの主張に主眼が置かれているようです(現に、2007年の東京地裁の判例まで持ち出してます)。
しかし、僕たちがこの申し立てで「おかしい」と主張したことは、違う部分になります。

申し立て書で児童福祉法24条に違反しているのではないか、と書いたのですが、区はこの24条の中でも3項の「市町村は、一の保育所について、当該保育所への入所を希望する旨を記載した前項の申込書に係る児童のすべてが入所する場合には当該保育所における適切な保育を行うことが困難となることその他のやむを得ない事由がある場合においては、当該保育所に入所する児童を公正な方法で選考することができる。」というものに主眼を置いています。
しかし僕たちの主眼はそこではなく、24条書き出し部分、「市町村は、保護者の労働又は疾病その他の政令で定める基準に従い条例で定める事由により、その監護すべき乳児、幼児又は第三十九条第二項に規定する児童の保育に欠けるところがある場合において、保護者から申込みがあつたときは、それらの児童を保育所において保育しなければならない。ただし、保育に対する需要の増大、児童の数の減少等やむを得ない事由があるときは、家庭的保育事業による保育を行うことその他の適切な保護をしなければならない。」です。
特にその中でも、認可保育園のみならず、無認可保育園にも入れていない状況を区は認識し、かつ適切な保護をしていないのだから、「ただし、保育に対する需要の増大、児童の数の減少等やむを得ない事由があるときは、家庭的保育事業による保育を行うことその他の適切な保護をしなければならない。」というこの項目に反するのではないか、ということでした。

しかし、残念ながら(というか、穿った見方をすれば、あまり触れたくないのか)、この項目については「処分庁は、認証保育所の整備、家庭的保育者の紹介及びグループ保育室の利用等により保育所を利用できない児童を保護する施策を講じています。」と言及するにとどまっています。
そして、(これがツレの琴線に触れたわけですが)その後の文章であたかも、それらの家庭的保育事業は空いてるけれど、僕たちが利用していないだけのように書かれています。

これが事実と反しています。
区は認可保育園だけでなく、無認可保育園や保育ママなど家庭的保育事業もどこも利用できない状況だと知っておきながら、放置しているので、それが問題ではないか?と申立をしたのです。
なので、この時点では、実際に提訴もやむを得ない、と考えたのです。

長くなるので、この件に関しての感想は明日書きます。
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2012.05.26 Sat l 保育園入園について l top