先日書いた伯父の話の続きです。

誰かが亡くなったときに、残された人が一番困ることはなんでしょうか?

今回、僕ら家族が痛感したのは、「銀行口座、保険、年金、印鑑などの場所が分からない」ということでした。
どこにあるのか分からず、みんなで探すことになったのですが、前日に伯父宅に行っていた両親と兄では見つけることが出来ず、僕もかり出されました(この日は叔母も来ました)。

IMG_4388.jpg


両親と兄は同居なので、一緒に車で来ていて、僕は電車で向かったのですが、扉を開けるとそこはゴミ屋敷でした…。
もちろん前日に「Bも来て」と要請があったときにも教えてもらっていましたし、伯父が亡くならなくても、3年前の祖母の死以前から少しずつゴミ屋敷化していたのは知っていました。
なので、僕ももちろん覚悟して(覚悟というのは、全身着ていたものをなんなら捨てても良いくらいの気持ちで)行ったのですが、やはり想像と現実は違いました。

現実を目の前にした衝撃と言ったら。
ゴ○○○やネ○○自体は直接見ることはなかったのですが、彼らが確かにそこにいたという痕跡が至る所にありました。

父もそうなのですが(っていうかツレも)、父の家族は「こんなのなんで取っておくの?」というものを取っておく人で、もうちょっと正確に言えば、「なんで捨てないの?」という人たちなのです。
ツレもかなりため込む人ですが、ツレとの違いは、一応ツレは「使い道を考えて取っておく(だけとその使い道は殆ど実行されない)」、父や父の家族は「捨てるのが面倒で取っておく」という感じです。
まぁ、使い道を本人しか見いだせていない時点で、他人に取っては「ただのゴミ」には変わりはないのですが。

話が少しそれましたが、何故僕が呼ばれたのかというと、「通帳等々の貴重品が見つからなかったから」です。
みんなでさながら現代日本の闇のジャングルをかき分けるように、歩けるくらいにゴミを集めながら、「貴重品がありそうな場所」を探しました。
が、3時間ほど探しても見つからず。。。

疲れたので、みんなで昼食しているときに叔母が「そういえば○○(伯父)はいつもポーチみたいなのを持っていたよね」ということを思い出し、昼食後に、伯父が亡くなっていたというテーブル付近を探索すると、貴重品の入ったポーチが見つかりました。
中を探すと、運転免許証、通帳、現金などが見つかり、安堵して、この日の作業は終了。

手紙もため込んでいて、通販などの督促状などもかなり来ていたので帰って確認することになりました。
督促状などが何通も来ていたのでかなり心配していましたが、亡くなる2~3ヶ月前に伯父自身が払っていたことが判明し、残っていた請求は1月までが払う期限だった税金とケーブルテレビくらいでした。

ポーチの中身も再度確認すると、確かに通帳や免許証はあったのですが、普段使っていた(と思われる)財布や一部の銀行のキャッシュカード、印鑑がありませんでした。
これは今も探しているのですが、結局見つかっていません。

母などは何度も何度も「私も(貴重品の場所や口座がどの銀行にあるのかなど)エンディングノートにちゃんと書いておかなきゃ!」と言っていました。
付け加えるとしたら、エンディングノートにそれらを書いておくことは良いのですが、肝心な貴重品自体がどこにあるのかが分からなければ何にも意味がないので、「貴重品が置いてある場所」を決めて知らせておくのが一番必要だと思います。

ちなみにゴミ屋敷をその後どうするか、ということですが、父は自分が中学生のときから大人になるまで暮らしてた家ということもあるのか、伯父の普段使っていた(と思われる)財布や印鑑などが見つかるまでは探すのを諦めない、という感じですが、僕と母は「業者に任せよう」ということで父を説得しています。
父も貴重品が見つかれば業者に任せるつもりではいるのですが、伯父の死発見後2週間経っているのにまだ見つかっていないので、僕と母はもうこれ以上は無理だと思っています。
業者さんが片付けてもらうときに、もちろん僕らも同行するのだし、そのときに貴重品っぽいものを残してもらえば良いんじゃないかな、と思っています。

実際問題、明らかに「廃屋」みたいな外観なので(12月まではその中で一応伯父が暮らしていましたが)、いつ枯れた草木に火を付けられたり、たばこの吸い殻を投げ入れられて、燃え広がってしまうか分からず、乾燥している時期なので、僕としては早く片付けた方が良いと思っています。
関連記事
スポンサーサイト
2015.01.15 Thu l 伯父の死 l top