【連載】PTA強制加入を考える ②PTAの何に問題を感じたか。

【連載】PTA強制加入を考える ①PTAを退会することにしました。

昨日、PTAに退会届けを出しました、ということを書いたら、ちょっと反響があったので、今日も続けてこのPTA強制加入問題について書いてみたいと思います。
Twitterでちょっとだけ意見(?)も送られてきましたが、経緯をまだちゃんと書いていない段階なのと、Twitterでは議論などはしたくないこと、それに「言葉のとげ」に気を付けるとかなりナーバスになってしまうので、この場だけに書くことにします。
この点ご了承下さい。
尚、Twitterで意見を送られても基本的に返信はしませんが、ブログへのコメントはスパムやアフィサイトへの誘導でなければ、返信しております。

閑話休題、PTAに退会届けを出すに至るまでですが、このやりとりは2013年度に長男Tが近くの公立小学校に入ったことで始まりました。

①ゆうちょ銀行で口座を作り、給食費とPTA会費をそこから引き落とすとの指示

就学説明会において、学校側から「給食費を引き落とすための口座(ゆうちょ銀行指定)を作ること」「給食費とPTA会費をその口座から引き落とす」ということを言われました。
新しく口座を開設するのはかなり抵抗があったのですが、たまたまツレがゆうちょ銀行で口座(しかも殆ど使っていない)を持っていたので、そちらを使うことにしました。

僕がPTAについて問題だと感じているのは、この点、「入会の意思確認をしないままに、PTAに入会させられ、強制的に会費を徴収されていること」です。

ですので、「PTA活動そのもの」について、問題の焦点にしていません。
この点、誤解も招きやすいので、これからも何度か繰り返して書くことになると思いますが、あくまでも焦点は①「入会の意思確認なしに」、②「給食費とPTA会費を一括で引き落とされる」ことです。

②PTA役員、担任教師、学校事務、区の教育委員会への問い合わせ

就学説明会の際に「給食費とPTA会費の一括引き落とし」に疑問を投げかけたり、拒否すれば良かったかも知れませんが、子どものことで波風を立てたくなかったので、とりあえず入学してから問い合わせることにしました。

まず、最初は、入学式後にPTA役員が新入学生の保護者を対象にPTAについての説明を行ったときです。
(もちろんこの時もPTA入会の意思確認はされていません。
入会の意思にかかわらず、新入学生の保護者全員が対象に説明が行われました。)

この時も後になってからも、聞いたのは「入会の意思確認」ではなく、強制加入にさせていると僕が考えている「給食費と会費の一括引き落とし」についてです。
1.「何故、給食費とPTA会費が一緒に引き落とされるのですか?」
2.「給食費は学校に払うもので、PTA会費はPTAに払うもの(=学校とPTAは別組織)ではないですか?」
ということを聞きました。

PTA役員の返答は「今までそのようにやってきたから」というものでした。

その後、担任教師を窓口にこの2点を伝えましたが、流されただけなのか返答はありませんでした。
では、教育委員会の見解を聞いた方が良いのかも知れないということで、電話にて問い合わせた所、担当者(女性)の返答は「何が問題なのですか?」というものでした。
この返答には失望というよりは憤りを覚えましたが、今度は学校事務の方に連絡し、僕が感じている問題点を伝えた所、理解して下さり、「校長らに意見を伝えさせてもらいます」ということでした。

区の教育委員会からの返答があまりにもひどかったため(そもそも「給食費とPTA会費を一括引き落としすること」自体に何の問題もないと考えている)、これ以上何を言っても無駄なのかも知れない、と思っていました。
僕が問題に感じているだけで、他の保護者も教育委員会もPTA役員も何も思っていないのだから、僕が黙っていればいいのだろう、と思っていました。

と、そんな失望の中で読んだのが、昨日も載せましたが、SYNODOSに掲載されていた、作家の川端裕人さんと憲法学者の木村草太さんの対談です。

入会なんて聞いてない ―― 父親たちの語るPTA 川端裕人×木村草太
大きな慣性に逆らって――父親たちの語るPTA 川端裕人×木村草太

この対談の中で語られていることが、まさに僕の状況と同じでした。
たとえば、「(PTAに)入っているという説明もなかったですし、会費も知らない間に引き落とされました。」だとか、以下の文章も本当にそのままの感じです。

しかし、小学校に息子が入ったとたん、頭をガツンと殴られたようなカルチャーショックを受けました。給食費のために口座をつくったのですが、そこからいつの間にかPTA会費も落ちていたんです。第一回保護者会というのに行ってみると、全員が会員であることを前提に、なんらかの役をやらなければいけないことを知りました。しかも、驚いたことに、役員選出委員会という委員会があって、次の年の会長や副会長を選ぶために、1年かけて活動するっていうんですよ。


この対談を読み、やはり僕が疑問に感じていたことは、疑問や問題に感じるということはおかしいことではなかったのだ、と思い、気を取り直すことが出来るようになりました。

続き
【連載】PTA強制加入を考える ③PTAとの話し合いを慎重にした理由
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2015.02.04 Wed l PTA強制加入問題 l top