【連載】PTA強制加入を考える ③PTAとの話し合いを慎重にした理由

【連載】PTA強制加入を考える ①PTAを退会することにしました。
【連載】PTA強制加入を考える ②PTAの何に問題を感じたか。

PTAとのやりとりは時間がかかる

長男が入学した小学校PTAでは、「入会の意思確認なしに、給食費と会費が一括で引き落とされ」実質的に強制加入となっていることについて、疑問を感じてから、丸2年かけて「退会届けを提出する」ということになりました。
今までの保育園入園の例を知っている人や、また自分自身でも感じるところですが、かなり時間をかけてこの判断をしました。
その理由としては、PTAとのやりとりが文書だったので、返答を得るまでにかなりの時間がかかったということが一番の理由です。

しかし、それ以外にも理由があるのでそれについても書きたいと思います。

PTAとの話し合いを声高にしたくなかったいくつかの理由

①波風を立てたくない

毎回書いていますが、僕がPTAに問題提起をしたのは、「入会の意思確認なしに、給食費と会費が一括で引き落とされていること」(実質的に強制加入になっている)でした。
ですが、PTAに問題提起を行うと、「PTA活動に対して批判している」と誤解されてしまうのではないかと懸念していました。
(実際に、先日、まだ詳細に触れておらず、本文でも「PTA活動そのものは問題にしていない」と書いたにもかかわらず、PTA活動そのものへ批判したのだと捉えている方もいらっしゃいました。)

僕が問題だと考えているのは、あくまでも、「入会の意思確認なしに、給食費と会費が一括で引き落とされ」ていて、実質的に強制加入になっているので、強制加入にならない別の方法を考え、実行するという選択をPTA側が選べば、それで終わるものでした。
どうにかPTA活動そのものを批判していると捉えられることがないように、慎重に話を進めました。

②子どもに不利益が及ぶのではないか

これはPTAに限らないことですが、学校での出来事について【何かを言う】ことで、子どもに不利益が及ぶのではないかというのは一番の心配材料です。
実際は、学校での出来事に関しては、子どもが大きなケガをさせられてしまったときでも文句を言ったりはしていないのですが、PTAは僕とツレ(保護者)の問題にも関わらず、子どもがいる場に関することなので、かなり気を遣います。
今回もPTAの退会届けを出す際には、ツレは「長男に不利益が及ぶのではないか?」と懸念していました。

PTAはあくまでも「Parent Teacher Association」(「親と教師の会」「保護者と教職員の会」)なので、保護者が脱会したからといって会員ではない子どもに不利益があってはいけないのですが、「あの子の親はPTAに入っていないから」と言って、一人だけ仲間はずれにされる例が実際に起きています。

PTA退会で校長室に呼び出し? PTA論争勃発

今後長男が何かしらの不利益を被ることになれば、「入会の意思確認をせずに給食費とPTA会費を一括引き落としになっている」ということとは違う大きな問題になってしまい、学校との交渉が必要になるでしょう。
それは避けたい事態です。
なので、あくまでも波風を立てないように、(僕にしてはかなり)慎重に話し合いを進めたのですが、結局これ以上は折り合いをつけることが出来ないと判断し、PTAに退会届けを提出しました。
(PTAによっては退会届けを受理しないところもあるようなので、そうすると新たな問題になってしまいますが…。)

③元PTA会長が自分が会員のNPO代表

現在からすると2代前のPTA会長が、僕も会員になっているNPO法人ファザーリングジャパンの現代表安藤哲也さんなのです。
①の理由と同じことになりますが、僕には安藤さんを批判する意図はなくても、「PTAを批判しているやつがいる」ということが伝わり、安藤さんを批判しているように捉えられてしまうのは、なるべくなら避けたいと思いました。
なので、今回PTAに退会届けを出すまでは、Facebook(安藤さんとつながっているので)でも、このブログでも殆どこの話を触れずに来ました。

もちろん安藤さんがPTA会長だったときに、入会の意思確認をせずに給食費とPTA会費を一括引き落としになっていることに対して、何も問題だと思わなかったのか、問題を感じていても慣例だからと放置したのか、この件について【何もしなかった】ということについては批判出来ると思います。
けれど、安藤さんは今はPTA会長でも役員でもないので、今現在役員ではないので安藤さんを批判するつもりは毛頭ありません。

しかし、少しこのPTA強制加入についてFacebookで話題になったとき、僕が「こういう(PTAに強制加入させる)学校がある」と書いたら、ある他の会員(仮にAさん)が「まさか、都内ではないでしょう。」とコメントが来ました。
僕が都内であること、そして、代表と同じ小学校であることを伝えると、それまでは、「代表にちょっと動いてもらえれば、変わるかも知れませんよ」と言っていたAさんも言葉を失っていました。
そのやりとりから、あまり表立って動いてはいけないのかも知れない、と思ったのです。
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2015.02.07 Sat l PTA強制加入問題 l top